現代では、気軽に楽しめるお茶請けとして親しまれていますが、その歴史は非常に古く、起源はなんと「平安時代」。
もともとは身分の高い貴族たちに愛された、高級和菓子として誕生したのだとか。
その後の長い歴史の中で、わらび餅の姿形も、少しずつ変化してきました。
「本わらび粉」で作られた「黒わらび餅」とは?
いま、多くのわらび餅は透明な色をしていますよね。
それらは、サツマイモやタピオカなどのデンプンから作られたものです。
ですが、昔のわらび餅は黒色でした。
なぜかというと、昔は「本わらび粉」で作られていたからです。
「本わらび粉」とは、山野に自生する植物のワラビの根(地下茎)から、極少量しか採れない、純度100%のデンプンのこと。
そんな貴重な本わらび粉を使って練り上げたわらび餅は、黒っぽい茶色(漆黒の艶)に仕上がります。
特徴は、「とろけるような滑らかさ」と「程よい弾力」を同時に味わえること。
まさに本物だけが持つ極上の食感です。

茶肆ゆにわで、昔ながらの「黒わらび餅」をどうぞ
茶肆(ちゃし)ゆにわでは、
そんな昔ながらの「黒わらび餅」をご提供しています。
国産の本わらび粉を100%使用。
丁寧に練り上げておつくりした、黒く輝く「漆黒」のわらび餅です。
餅の中には、砂糖を一切使わずにつくられた、自家製の「発酵あんこ」を包み込みました。

「発酵あんこ」は、小豆を炊き、麹と合わせて10時間じっくりと寝かせることで、素材そのものが持つ優しい甘みを引き出しています。
表面には、新豆を炒って丁寧に作られた、奈良県産「大鉄砲大豆」のきな粉をたっぷりとまぶしました。
いちばん美味しい状態でお召し上がりいただくため、ご注文をいただいてからお作りします。
黒わらび粉の食感、発酵あんこの優しい甘み、そして、きな粉の豊かな香り。
それぞれの素材がお口の中でとろけ合う、極上の美味しさです。
香り高い岩茶や、爽やかな煎茶とあわせて。
ぜひ、茶肆ゆにわで至福のひとときをお楽しみください。

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