2025年のエネルギーの総括と、2026年という年を紐解きます。
※この記事は、2025年のライブ配信を編集して記事にしています。
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2025年「乙巳(きのとみ)」を振り返る
羽賀:
まずは2025年、どういうエネルギーの年だったのか。
相原さんの方から総括をお願いします。
相原:
はい。2025年は「乙巳(きのとみ)」の年でした。
「乙(きのと)」は草花、「巳(み)」は蛇のエネルギーなんですが、一言でいうと「関係性の深さ」がすごく試された1年でした。
羽賀:
なぜ「関係性」なんですか?
相原:
草花って、一本でドンと立つ大樹と違って、群れで咲くじゃないですか。
草原とか林のように。植物は根っこで繋がっていて、見えないところでコミュニケーションを取っていることが科学的にも証明されています。
つまり、この「関係性」というのは、心と心の繋がり。
非言語の阿吽の呼吸で、いかに目の前の人とタイミングを合わせ、気持ちを汲み取って深い繋がりを作れるか。
そういった関係を作れれば作れるほど良かったというのが、今年1年のテーマだと感じました。
羽賀:
羽賀:実際、そんな感じでしたか?
花えり:
そうですね。そんな関係性に向けて、日々挑戦していました。
理想を掲げながらも、泥臭く話し合ったり、時にはぶつかったり喧嘩したり。
わたしたちは「アルケミスト(植物錬金術)」という講座をやっていましたけど、毎日ミーティングを重ねて、「この人はこういう所が良い部分で、ここは悪い部分だな」とお互い理解しながら、良い部分を活かそうとぶつかってきた1年でした。
本当に濃かったです。
相原:
占い鑑定でも、今年は人間関係の相談が多かったですね。
「どうやったら夫婦関係が良くなりますか」「冷え切った関係をどう修復できますか」といった相談です。
あと、「蛇(巳)」は蛇行しますよね。
右往左往するんです。
ゴールは見えているのに、真っ直ぐ行こうと思ったら曲がっちゃう。
なかなか辿り着かない。
羽賀:
よく「おかしいな」って言ってましたよね(笑)。
相原:
そうそう。だから、分かりやすい結果を求めすぎないことが結構大事だったんです。
「方向性は定まったけど、すぐにはうまくいかない」という前提で、ぶつかったり後退したりしながらも前に進み続ける忍耐が試される1年でした。
日本の状況も、先が読めない世界でしたよね。
まさか高市さんが…とか、石破政権が…とか、いろいろな予想外の動きがありましたし。
羽賀:
まさか阪神タイガースがあんなに強くなるとはね(笑)。
歴史を振り返っても、「乙巳(きのとみ)」の年は「乙巳の変」や源平の「壇ノ浦の戦い」など、そこから新しい流れが生み出される年です。
蛇の「脱皮」というテーマもありますし、来年以降に向けて新しい流れが生まれてきているんじゃないかと思います。
羽賀:
タロット的にはどうでしたか?
花えり:
タロットでは、2025年は「THE SUN(太陽)」のカードを引いていました。

このカードには子供や白い馬が描かれていて、「生まれ変わる」というフレーズがぴったりなんです。
太陽の光が当たると、今まで仮面をつけて隠していた部分や、鎧を着込んでいた部分を脱ぎ捨てて、本当の自分(純粋な赤ちゃんのような存在)に立ち戻らざるを得なくなる。
羽賀:
確かに、隠しきれずにあぶり出されている人が多かったです。
花えり:
そうなんです。太陽の光に当たると、今まで見て見ぬふりをしていた自分の嫌なところや苦手な部分が全部あぶり出されるんです。
そこに向き合って、本質から変えていかないと人生が変わらない。
そんな「脱皮」の1年でした。
2026年「丙午(ひのえうま)」のエネルギー
羽賀:
では本題に行きましょう。来年、2026年はどうなるのか。相原さんお願いします。
相原:
来年は「丙午(ひのえうま)」の年です。「丙(ひのえ)」は太陽、「午(うま)」は動物の馬ですね。
羽賀:
どんな感じになりますか?
相原:
今年、草花(乙)から始まって、次は太陽(丙)が来ます。今年1年で脱皮して生まれ変わった自分が、今度は何をするか。
「丙」は「表現」のエネルギーです。生まれ変わって思い出した「自分の人生の目的」を持って、その生き方を人に伝えていく。
自分の思いを布教していく。「伝えていく」「盛り上げる」「情熱」といったことがキーワードになります。
羽賀:
花えりさんはどうでしょうか?
花えり:
はい。
この「丙午」という激しいエネルギーに対して、北極流タロットで2026年を引いてみました。これが初出しになります。出たカードはこちらです。
花えり:
「ハーミット(隠者)」です。

相原:
おお、ぴったりじゃないですか!
花えり:
そうなんです。太陽が照りつける(丙午)からこそ、自分の深い部分を見つめていくというテーマです。
この隠者のカードは、精神世界の旅に出ている老人の姿です。
彼が持っている金色の杖は「自分の軸」を表しています。どこに進みたいのか、人生の目的は何なのか。
相原さんが「横に広めていく(表現する)」と言いましたが、横に広げるためには「縦の軸」が大事なんです。
自分の神なる部分と繋がる、見えない世界と深く繋がる。
そうやって精神的にも磨いていかないといけないよ、というのがこのカードに表れています。
羽賀:
脱皮して、その内側と向き合いなさいということですね。
花えり:
そうです。情熱的な部分(ホット)と、冷静な部分(クール)。
その両方が必要になります。
来年は特に、このハーミットのような「自分軸」を持って冷静に生きることが重要になります。
ブレない軸を見つけるには?

羽賀:
視聴者の方から質問です。
「ブレない軸を見つけるにはどうしたらいいでしょうか?」
相原:
皆さん「ブレない軸」を外に求めがちなんですよね。
何かノウハウを勉強したら得られるんじゃないか、と。
でも、そうやって横に展開すればするほど、自分が何をやりたいのか分からなくなっていきます。
そうではなく、「今、自分が逃れられないもの」に向き合うことです。
子育てでも、職場から任されている仕事でも、「絶対にやらなければならないこと」を全力でやっていくと、自分が何を大事にすべきか、自分の軸が見えてきます。
花えり:
わたしは、自分軸というのは「自分自身を信じること」だとお伝えしています。
セルフイメージが低い方が多いですが、生まれてきただけで価値がある。
まずは自分を受け入れていくことが、自分軸に繋がっていきます。
羽賀:
僕からは、軸は頭で探すんじゃなくて、「体」にあるとお伝えしたいですね。
「これがいいな」「美味しいな」「ここ行きたいな」と、ハートや体で感じている感動や欲求に対して素直になること。
体がブレていると軸もブレますから、「衣食住」が大事です。
いきなり精神的な軸を打ち立てるのは難しいですが、日常の食事や習慣を変えて体を整えると、背筋が伸びて軸が定まってきます。
まさにハーミットの杖のようですね。
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