そんなふうに感じることはありませんか?
じつは、お金の使い方には、そのひとの無意識の「クセ」が色濃く出ます。
そして、そのクセの多くは、どうしても親と似てしまうものなのです。
これが、いわゆる「インナーチャイルド(内なる子ども)」の影響です。
親のなにげない口癖や、実家のお金に対する雰囲気が、知らず知らずのうちにあなた自身の「お金のルール」になってしまっている。
もしそれが、豊かさを遠ざける「貧乏マインド」の原因だとしたら……。
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こんにちは、神道研究家の羽賀ヒカルです。
今回は、YouTubeチャンネルにて公開した動画「金運が下がる人の共通点。インナーチャイルドに潜む「貧乏マインド」を捨てるには」の内容をお届けします。
この動画では、わたしたちの師である北極老人から教わった、金運とインナーチャイルドの深い関係についてお話ししています。
・・と、エラそうに書いておりますが、じつはわたし自身も同じような経験があるのです(笑)
今回は、そんな親から受け継いだ無意識の思い込みに気づき、それを手放して金運を上げていくためのヒントをお話しします。
無意識に似てしまう「お金の使い方」
先日、わたしは自転車を買い替えました。
そのとき、ふと自分の心のなかで、「なんでこの程度の乗り物に、お金をかけなきゃいけないんだ」という抵抗感が生まれたのです。
乗り物が好きなひとは、こだわってお金をかけますよね。
ですが、わたしの実家は少し違いました。
わたしの家は、それなりに裕福だったと思います。
家も大きかったですし、生活に困るようなことはありませんでした。
けれど、父親はとにかく「乗り物にお金をかけるのがキライ」だったのです。
親戚や友人の家は、ベンツやフェラーリといった高級車に乗っているひとが多かったのですが、うちは大きな家であるにもかかわらず、車庫にあるのは安い軽自動車だけ。
子どものころ、わたしは父に聞いたことがあります。
「どうしてお父さんは、ベンツとかに乗らないの?お金持ちのひとはみんな乗ってるイメージがあるけど」
すると父は、こう言いました。
「なんで乗り物なんかに、お金をかけなきゃいかんのや」
父の言葉と「自転車」の記憶
そんな父の言葉を聞いて育ったせいか、気がつけばわたしも、乗り物にお金をかけることを無意識にさけるようになっていました。
車には乗りませんが、自転車を選ぶときでさえ、「いちばん安いものでいいや」という発想になってしまっていたのです。
今回、自転車を買い替えようとしたとき、そのことにハッと気づきました。
「ああ、これは親の価値観に似てしまっているな」と。
家系の因縁(いんねん)を乗り越えると言いながら、自分自身が同じパターンにはまっていてはいけない。
そう思い直して、今回はあえて、すこし良い自転車を選んでみました。
親とおなじようにお金をケチったり、特定のなにかに使うことをこばんだりしてしまう。
これは、誰にでもあることかもしれません。
では、どうすればその価値観を変えられるのでしょうか。
過去のパターンを打ち破る「一点突破」
価値観を変える方法は、シンプルです。
「いままでやらなかった行動をとること」。
つまり、「いままでの自分なら買わなかったもの」を、あえて買ってみるのです。
わたしたちの師匠である北極老人(ほっきょくろうじん)から、最初にならった教えがあります。
〝これだけは、良いものを持ったほうがいいよ〟と言われたもの。
それが、「お財布」です。
お財布は、お金が循環するための中継地点。
この中継地点に、エネルギーの高い「良いもの」をおくことで、自分のお金の循環力も上がっていきます。
わたしは大学生のころ、まだそれほどお金があったわけではありませんが、この教えを守ってブランド物のお財布を持つようにしていました。
すこしがんばって、背伸びをして買ったのです。
「いいもの」のエネルギーを借りる
お財布以外にも、たとえば「ペン」があります。
北極老人が愛用されているペンや万年筆を使わせていただくと、やはり書き心地がまったくちがいますし、書くときのマインドが変わるのを感じます。
あるいは「時計」。
実業家の斎藤一人(さいとうひとり)さんも、「ロレックスをはめるといい」とおっしゃっていますが、やはりハイブランドには、そのブランドが持つ歴史やパワーが宿っています。
そうした「いいもの」を身につけることで、そのエネルギーを借りて、自分のセルフイメージを高めることができるのです。
「時計なんて、あまりひとの目に入らないじゃないか」と思うかもしれません。
ですが、重要なのは潜在意識への影響です。
自分がなにを身につけているか、自分自身はいちばんよく知っていますから。
勇気を出して、ひとつ変えてみる
もちろん、全身をシャネルやプラダで固める必要はありません。
したいひとはしてもかまいませんが、無理をする必要はないのです。
大切なのは、「一点突破」です。
お財布でも、ペンでも、時計でも、靴でもかまいません。
「いままでの自分なら、これは買わなかったな」そう思うものを、なにかひとつだけ持ってみる。
最初は勇気がいります。
「なんでペンのために、こんなにお金を払うの?」
「時計なんて、時間がわかればいいじゃないか」
そんなふうに、インナーチャイルドが抵抗するかもしれません。
けれど、その抵抗を乗り越えて「一点」を変えることが、過去の価値観や、親から受け継いだパターンを変えるきっかけになります。
ぜひ、なにかひとつ、こだわりのアイテムを手にしてみてください。
その小さな変化が、やがて大きな金運の流れをつくっていくはずです。
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こちらの内容のつづきは、ぜひゆにわ塾でご覧ください。
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お読みいただき、ありがとうございました。

羽賀ヒカル
神道研究家。大学生時代に「北極老人」に出会い、神道や占いの世界へ。現在は、神社の秘密や、運命を切り拓くための実践的な知恵を伝えている。