肌のかゆみやひび割れといった
乾燥によるトラブルが多いシーズンです。
冬のかゆみ・乾燥肌のケア方法を
医師・亀井順子さんに教えてもらいました。
●話を聞いたのは・・
ポラリス診療所 院長亀井順子

医学部受験の勉強をしていたときに北極老人に出会い、師事。医学部卒業後は、内科勤務医として働きながら、西洋医学をはじめ、東洋医学、アーユルヴェーダ、ホメオパシーなどの様々な代替医療を研究し、現在のポラリス診療所に結集させた。
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冬に肌トラブルが多いわけ
冬に肌荒れが起こりやすくなるのは、空気の乾燥だけでなく「冷え」による代謝の悪化も原因の一つです。
冷たい外気にさらされて肌が冷えると、血液のめぐりが悪くなります。
その結果、肌に必要な栄養や酸素が行き届かなくなり、 表皮のターンオーバーが乱れてしまうのです。
さらに、肌表面の温度が下がると皮脂の分泌量が減少します。
皮脂は肌のうるおいを保ったり、外からの刺激から守る働きをしていますので、皮脂が減る冬は乾燥や肌トラブルが起きやすい状態と言えます。
美肌効果もある 「酒風呂」で冷え対策
冷えと乾燥で体がかゆくなってしまう方に、日常のケアとしておすすめしたいのがお風呂に日本酒を入れる「酒風呂」です。
酒風呂はお酒を直接飲むわけではないので、アルコールに弱い人でもできる、お酒の良さを理想的な形で利用する方法です。
お酒を飲むと、人は顔が温かく赤くなりますよね。
これは気血の流れが活発になるためです。
酒風呂は皮膚からの毒素の排泄を促し、体を温める効果が高く、お風呂上がりも、体のポカポ力状態が続きます。
酒風呂に定期的に入ることで、冷えからくるむくみや代謝低下の予防にもなります。
体が冷えやすい季節にはおすすめです。
また、お風呂に浸かりながら、タオルで体を擦ってみてください。
肌から出た毒素や、古い角質が取れます。
日本酒には肌にいいアミノ酸が豊富に含まれています。
特に、「セリン」というアミノ酸は肌にも存在する保湿成分でお肌の調子も整います。
お風呂に入れる日本酒の量は、コップ二杯くらいから試してみてください。
おすすめの日本酒は、ゆにわマートで売っている料理酒「福来純」です。

丁寧に作られたお酒で、酵母が作り出す自然のアミノ酸が入っています。
さらに、天然塩を、お酒といっしょに一つかみ入れると相乗効果が期待できます。
天然塩は、 特にキパワーソルトがおすすめです。

大事な日や、いざという時はお酒を一升瓶一本、キパワーソルトを一袋入れてみて下さい。
体の温まり具合、保湿、スッキリ感が断然増します。
お風呂上がりの保湿はオリーブオイルで
お風呂上がりは、湯冷めしないようにしっかり体を拭いて、乾燥がある人は「極実オリーブエキストラバージンオリーブオイル」を塗って保湿しましょう。

極実オリーブは、非加熱で圧搾・抽出した高品質のオイルで、こちらもゆにわマートで売られています。
オリーブオイルは主に「オレイン酸」というものでできています。
じつはこのオレイン酸は、 人の皮脂成分にも含まれているもの。
だから肌に馴染みがよく、皮脂による肌のバリア機能を助けてくれます。
身近な自然のものでできるケアなので、ぜひ試してみてください。
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ポラリス診療所
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