こんにちは。ミスターステップアップの村田です。
直前期の今、共通テストの対策に励んでいる方も多いことでしょう。
先日おこなったスクーリング生との会でも、
具体的な解き方についてたくさんの質問をもらいました。
今日はそのなかから、
現代文と数学の具体的な攻略の視点をシェアしますね。
現代文の復習はしっかり論理的に
現代文の復習をするときに、「なんとなく」で終わらせていませんか?
大切なのは、選択肢のひとつひとつを徹底的に「吟味」するときの姿勢です。

「なぜこれが正解なのか」はもちろんですが、
「なぜ他の選択肢は×なのか」を、
論理的に説明できるように練習してください。
「本文の15行目にあるキーワードと微妙にズレているから」
「本文では全否定なのに、選択肢では部分否定になっているから」
というように、フィーリングではなく、
明確な根拠を言語化していくのです。
ルールを忠実に守るように、
解法の論理に頼ることが大切です。
このトレーニングを積むことで、
おどろくほど正答率が安定していきますよ。
出題者が仕掛ける「偽物の安心感」
共通テストの選択肢には、
受験生の心理を突いた「トラップ」が仕掛けられています。
人は不安になったとき、すぐに安心させてくれるものに飛びつきたくなる習性があります。
出題者はあえて本文中のキーワードを巧妙に散りばめて、
「これを選べば安心だよ」という「偽物の選択肢」を用意しているのです。
これを、わたしたちは「偽物の安心感」と呼んでいます。

出題者の意図まで読み解けるようになれば、
もう惑わされることはありません。
「あ、ここで受験生をひっかけようとしているな」
という裏側の視点を持つことで、冷静に正解を選び抜けるようになります。
数学は「誘導」の波に乗る
数学、特に共通テストの数学は時間との戦いです。
時短のコツは、出題者が用意した「誘導」に乗ることです。
よくできる人ほど、じつは大問の最後を先に読んでいたりします。
「この問題を解かせるために、前のステップがあるんだな」
という意図を読み解くのです。
解説通りの解き方が、必ずしも本番での最適解とは限りません。
解くときに、解答の行数が多くなっていませんか?
それでは、時間短縮ができません。
時間短縮をするためには、
解答をショートカットするためのテクニックをたくさん覚えていくことです。
例えば、微積で面積を求める問題の場合。
面積公式の1/6公式や1/3公式を利用すると、瞬間的に解けるものもあります。
数学で高得点を取るためには、いかに時短できるかが鍵を握ります。
最後まで、いっしょにがんばりましょう!
直前期こそ、焦らず落ち着いて。
一個一個の問題を丁寧に観察する心の余裕が、本番での得点力に繋がります。
「一人ではどうしても焦ってしまう」
「解き方の感覚がつかめない」
という方は、ぜひわたしたちに相談しにきてください。
直前期はやることが膨大にあるので、それが整理されていかないと、
それだけで気持ちが重くなってしまい、思考の回転数が下がってしまいます。
今あなたが抱えている課題を整理し、
頭も心も軽い状態で本番へ向かえるようにサポートします。
お子さんの可能性を信じて支える、親御様へ
入試が近づくにつれて、お子さん以上に不安を感じている親御様も多いことでしょう。
「なにか力になれることはないか」「今のままで間に合うのだろうか」……。
見守る側も、心が休まらないときがあるはずです。
直前期の親子の距離感は、非常に難しいものです。
ときには、ご家庭の中だけでは解決できない焦りや、
ぶつかり合いが生まれてしまうこともあるかもしれません。
そんなときは、ぜひわたしたちを頼ってください。
スクーリングという環境で、
お子さんがプロの講師や志を同じくする仲間と過ごすことは、
自立への大きな一歩になります。
お子さんの可能性を信じ、最高の状態で送り出せるよう、
わたしたちも一丸となって伴走させていただきます。
ミスターステップアップでは、現在冬スクーリングの予約を受付中です。
わずか数日間でも、この場所でプロの視点に触れることで、
本番までの残り時間を迷いなく突き進むための「揺るぎない指針」が手に入るはずです。
冬スクーリングは、まだまだお申し込みが可能です。
本番に向けて、いっしょに最高の結果を掴み取りましょう!
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それでは、またお会いしましょう。