12月に足が止まってしまった受験生へ。ある卒塾生が医学部合格を掴むまで

こんにちは。ミスターステップアップの村田です。


師走に入り、今年も残すところあとわずかとなりました。


最近、塾では三者面談をおこなっており、

多くの親御様にご参加いただいています。

併願校も含めた志望大学の最終的なすり合わせを

丁寧におこなうことができ、

協力してくださる皆さまには心より感謝申し上げます。


今回は、12月という直前期が受験生にとってどのような時期にあたるのか、

見事合格を掴み取ったある卒塾生のエピソードをご紹介いたします。


精神的な壁に直面した、ある卒塾生の物語


夏までは順調に勉強を進めていた、卒塾生のKくん。

しかし、秋風が吹き始め、本格的に寒くなりだしたときから、

メンタルの不調が彼を襲いました。


「本気を出して、もし結果が出なかったらどうしよう……」

「勉強と向き合うのがこわい」

「自分はそもそも医学部に向いていないのではないか」


今まで積み上げてきたものがあるからこそ、失敗への恐怖が膨らみ、

頭の中だけでいろいろなことを考えて悩むようになってしまったのです。


彼は次第に塾から足が遠のき、

一人暮らしの家に引きこもることが多くなりました。


わたしたちスタッフは、たびたび彼のアパートまで足を運び、

「塾までいっしょにいこう!」と呼びかけて、彼を外へと連れ出しました。


それでも、一度落ち込んでしまった学習のパフォーマンスは、

なかなか上がりませんでした。


「ノンフロー」から脱却するための心の持ち方


彼の調子が上がらなかった最大の理由は、その考え方にありました。


当時の彼は、

「模試の結果が悪いから、成績が上がらないのだ」

「応援してもらっているのにがんばれない自分は、だめな人間だ」

というように考えていました。


つまり、起きた事実に対して、

自分自身でネガティブな意味を付け加えてしまい、

心を「bad」な状態へと追い込んでいたのです。


心の状態が「ノンフロー(流れが悪い状態)」になると、

思考や行動の回転数が著しく落ちてしまいます。

しかし、入試直前期の受験生に何よりも必要なのは、

停滞を打破する「勢い」です。


塾で開催している「モチベーションアップの会」に、

彼も参加しました。



そのとき、わたしは彼にこう伝えました。


「起きた事実に対して、

余計な意味づけをしないように意識してごらん。

そうすれば、心は自然とフロー状態に戻っていくよ」


ゾーンを引き出し、掴み取った医学部合格


そこから彼は、自分自身でパフォーマンスを下げて いた事実に、

ようやく気づくようになりました。

一つひとつの出来事に一喜一憂せず、

淡々と目の前の課題に取り組めるようになったのです。


その結果、本番ではおどろくべき飛躍を遂げました。


共通テストの英語において、

それまでは7割までしかとれなかった状態から、

本番で見事に9割を獲得。


その勢いのまま、共通テスト利用入試で、

私立医学部への合格を勝ち取ることができたのです。


直前期のパフォーマンスを最大限に高める秘訣


直前期に実力を出し切る鍵は、

心の状態をフローにして、

「ゾーン(超集中状態)」を作り出すことにあります。


そのためにも、併願校の決定や出願などの事務手続きは、

塾も全力でサポートしながら、テンポよく進めていく必要があります。

何よりも、受験生本人の勢いを下げない環境づくりが大切です。


今年もあとわずかですが、塾生たちの勢いを止めることなく、

最後まで共に走り抜いてまいります。


現在、ミスターステップアップでは「冬スクーリング」の真っ最中です。

こうした直前期のメンタルケアや、具体的な出願戦略について、

冬スクーリングでも直接ご相談に乗っています。


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引き続き、温かい応援をよろしくお願い申し上げます。

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