ゆにわ農業部の牛窪です。

今年も9月上旬から、ゆにわ農園の稲刈りがスタートしました。
前回の記事:
お米の収穫祭を開催しました〜ゆにわ農園の稲刈りレポート
今週は、特別な「まぼろし米」の脱穀をおこないましたので、その様子をお届けします。
「まぼろし米」の脱穀作業
脱穀(だっこく)とは、刈り取って乾燥させた稲穂から「籾(もみ)」を分離する作業です。

現代の農業では、コンバインという機械で稲刈りと脱穀を同時にするのが一般的です。
ゆにわ農園でもコンバインは使っていますが、特別な「まぼろし米」だけは、一本一本手で苗を植え、手で刈り取っています。
そのため、後日あらためて脱穀作業をおこなうのです。
前日に雨が降ったため、干していた稲はやや湿っていましたが、また雨が降りそうな気配。
そこで、急きょ脱穀することにしました。

試しに少し作業してみると、意外にも籾(もみ)は乾いているようです。
作業は順調に進み、1時間ほどで脱穀が完了しました。

脱穀したお米は、乾燥機へ入れてさらに乾燥させます。

秋晴れのなか、コンバインで稲刈り
翌日からは、別の田んぼの稲刈りも進めました。
たわわに実った稲穂が、収穫のときを待っています。

秋の長雨が続くなか、束の間の晴れ間がのぞき、稲刈りには絶好の日。

こちらの田んぼでは、コンバインを使って刈り取っていきます。
慎重に、ゆっくりと、丁寧に。
バリバリ、バリバリと軽快な音を立てて、稲刈り作業は順調に進んでいきました。

途中、何度か稲が詰まる場面もありましたが、そんなときはみんなで力を合わせて!

コンバインのタンクがいっぱいになったところで、籾(もみ)を排出。

本日の稲刈りは、これで完了です。
すっかり稲が刈り取られた田んぼは、どこか寂しげな表情を見せていました。

待ちに待った新米の味は…?
余談ですが、お昼ごはんには、さっそく収穫した新米を少し炊いて味見をしました。

干ばつなど、多くの苦難を乗り越えた2025年産のコシヒカリ。
そのお味は、いったいどうだったのでしょうか…?
答えは、ぜひ『御食事ゆにわ』のランチやディナーで、ご自身の舌で味わってみてくださいね。


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綾部の地から、新しい農業のひな形を。「ゆにわ農園」が描く未来図
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