こんにちは! 講師の弓場汐莉(ゆばしおり)です。
『パティスリーゆにわ』で、大好きなマリトッツォをゲットしました♡
それはおいといて・・・
今回は、英単語を覚えるためのちょっとした工夫について、お話しします。
苦手意識が生んだ悪循環
わたし、もともと英単語を覚えるのがすっごく苦手だったんです。
高校生のときは、繰り返して覚えることすらサボっていたので、単語帳なんて2割くらいしかできなくて。
入試本番もボロボロで、 第一志望だった京都大学には、もちろん届きませんでした…。
どうしても覚えられない4割の壁
浪人することになって、塾で教わった「大逆転勉強法」で、
英単語をひたすら繰り返していきました。
↓こんなふうに、前から少しずつ、単語を猛反復して覚えていきます。
そうしたら、高校生のときとは比べ物にならないくらいスラスラ覚えられるようになって、
2000語のうち6割は、2か月くらいでマスターできたんです。
でも、問題はここからでした。
残りの4割が、わたしにとっては本当に覚えにくい単語ばかりで、
何度繰り返しても、声に出して読んでみても、ぜんぜん頭に入ってこないんです。
これは、ただ繰り返すだけじゃダメだなと感じて、
そこからいろいろな方法を試してみることにしたんです。
(▲英単語を反復している塾生。ファイト〜!▲)
すきま時間を活用した「耳勉」
まず試したのが「耳勉」です。
ボイスレコーダーに、どうしても覚えられない単語をぜんぶ録音するんです。
それを、歩いているときとか、歯磨きしているとき、お風呂やトイレのような、
手が空いてなくても耳は使える「すきま時間」に、ずーっと聴き続けました。
このやり方だと、たった5分で200語くらい、かるーく復習できちゃうんですよ。
この「耳勉」の効果はびっくりするくらいあって、
これだけで完成度は90%くらいまで一気にアップしました。
塾ではこの「耳勉」をいかに活用するかを、年間通してお伝えしてます。
音声をみんなで聴いて、進める勉強会もあるんですよ!
あらゆる角度からアプローチする
でも、それでもまだ完ぺきじゃなかったんです。
残りの10%は、いくら耳で聴いても、なかなか頭に入ってくれなくて。
そこで、こうなったら思いつく限りのことをやってみようと思って、
こんなことを試してみました。
- 語呂合わせをつくって覚える
- 語源を調べて、印象付ける
- 例文を丸ごと暗記する
これを全部やってみたら、完成度が95%まで上がりました。
受験の時に使ってた語呂合わせは、今の塾生にも、ちょこちょこ教えています。
最後の5%を克服した、究極の方法
それでも、手ごわい5%がどうしても覚えられませんでした。
そのとき、決意しました。
「もう、恥ずかしい思いをしてでも、強烈に印象づけるしかない!」って。
ふつうのやり方じゃ、この単語たちは一生覚えられないだろうなって思ったんですね。
その方法っていうのが・・・ずばり、ジェスチャーなんです!
₍₍ ᕕ( •̀ㅂ•́)ᕗ⁾⁾
英単語の意味に合わせて、動きながら覚える、とってもシンプルな方法です。
でも、これにはちょっとしたポイントがあるんです。
自分の机でこっそりやるんじゃなくて、塾のみんながいるオープンスペースで、
わざと見られている前でやるんですよ。
もちろん、「あの子、何してるんだろう…」って目で見られちゃいます。
でも、それでいいんです。
わざと恥ずかしい思いをするからこそ、
「あのとき恥ずかしい思いまでして覚えた単語だ」っていう記憶がくっついて、
しっかり定着するんですね。
この方法で、わたしはついに、あの手ごわかった最後の5%を覚えきることができたんです。
いちばん大切なのは「覚える」という決意
もし、あなたが英単語の覚え方で悩んでいたら、ぜひ試してみてくださいね。
でも、ひとつだけ大切なことを伝えておきますね。
これらの方法って、あくまでテクニックであって、
「これさえやっておけば大丈夫」っていう魔法じゃないんです。
英単語を覚えきる本当の秘訣は、「何が何でも、絶対に覚えるんだ!」っていう強い気持ちから、
工夫が生まれてくることなんです。
だから、まずはあなたのその決意が、なによりも大切なんですよ。
わたしの塾でも、生徒さんたちには「今日は〇〇まで覚えるまで帰らない!」みたいに、
その日のゴールを決めてがんばってもらっています。
そうやって自分を追い込むからこそ、どうやったら覚えられるかな?
っていう工夫が生まれてくるんですよね。 あなたも、ぜひやってみてくださいね!
スクーリングでは、塾のみんながこんなふうに
自分を追い込んでがんばっている空気の中で勉強できるので、とってもおすすめですよ。
興味があったら、ぜひ来てくださいね。
それでは、また!
こちらの記事もご覧ください٩꒰。•◡•。꒱۶
→ 【英単語暗記】10の暗記法と6つの記憶テクニックで効率良く覚える