毎日、暑い日が続いていますが、夏バテしていませんか。
今回は、ナビゲーターの新谷正樹が、
院長の亀井順子先生に夏バテ防止対策について聞きました。
●ナビゲーターは・・

ポラリス診療所 新谷
●話を聞いたのは・・

ポラリス診療所 院長亀井順子
医学部受験の勉強をしていたときに北極老人に出会い、師事。医学部卒業後は、内科勤務医として働きながら、西洋医学をはじめ、東洋医学、アーユルヴェーダ、ホメオパシーなどの様々な代替医療を研究し、現在のポラリス診療所に結集させた。
新谷:
だんだんと、暑くなってきたので、
すぐにはじめられる夏バテ防止について、教えてください!
亀井:
夏におこる身体の不調といえば、
下の図のような要因によって、
気・血・水のバランスが崩れやすくなり、
自律神経が乱れて、
体がだるくなるということが、あるよね。

新谷:
それなら普段から、
気・血・水のめぐりをよくしておいたら、
いいということですよね?
具体的に何をしたらいいですか?
亀井:
カッピングで、汚血をとると、
気・血・水のめぐりが良くなりますよ。
食べ物は「梅干し」がおすすめです。
気の滞りを解消し、
内蔵をいたわるはたらきがあるので、
夏バテや疲労回復に良いんです。

亀井:
セルフケアなら、すごく簡単なことだけど、
ウォーキングが効果的ですよ。
デコボコな道を歩いたり、
障害物を避けたりすることで、
脳を鍛えることにもつながり、
自律神経のバランスが整いやすくなるんです。
新谷:
え!ウォーキングでいいんですか?
亀井:
そうなんですよ。
実は、ウォーキングは、熱中症対策にもなるんです。
汗をかけないと、少し外に出ただけでも、
身体の中に熱が溜まって体温が異常に上昇して、
その結果、熱中症になってしまいます。
だから、汗をかける身体にしておくことが、
とても大事なんです。
毎日、20〜30分程度の
少し汗をかくくらいのウォーキングをしておくと、
身体の表面からちゃんと熱を逃すことができるので、
熱中症の対策になるわけです。
新谷:
なるほど!
ウォーキングって簡単ですが、
こんな深い意味があったのですね。
ぜひ実践して、夏を上手に乗り切りましょう!