こんにちは。
卒塾生のたつきです。
今日は、僕が塾生のとき
どうしても塾に行けなくて
寮に引きこもってしまった日の話をします。
そこで、ぼくは、塾の先生から
尽きることのないモチベーションの高め方
を教えていただきました。
この記事を読んでいただければ、
あなたも、モチベーションの保ち方がわかりますよ。
ぜひお読みください^^
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浪人生の5月頃。
ぼくはひどくモチベーションが下がっていました。
勉強しないといけないのは
自分でもわかっているのに、
やる気が出ず、
そんな自分を自分で責めていました。
もう自分はダメだって
苦しくて、
悔しくて、
勝手に諦めていたのです。
「もう、引きこもろう...」
そんなとき、寮のチャイムが鳴りました。
来てくれたのはマイケルさん↓
(京大生の高橋良汰さんのあだ名です)
マイケルさん「珍しく塾きてへんやん
どうしたん。」
僕「受験も苦しいし、
できてない自分を見るのも苦しいし
もう逃げたいです。」
マイケルさん「そうか、
まあ、そういう日もあるよな
講師もスタッフも気にしてるし、
今から一緒に行こう?」
渋々、部屋から出ました。
その日は、嫌というほど綺麗な快晴。
眩しすぎる光にうろたえながらも
塾へ歩いて行きました。
塾に着くと、そこには
講師のよなたんと
事務スタッフのあかねさんが。
あかねさんからスッと差し出された
フルーツティーに
思わず涙しそうになりました。
(↑おいしいフルーツティー)
よなたんからただ一言、
「待ってたよ」
そのあと、お二人から色々と話してもらいました。
特に印象に残っているのが、次のお話です。
電池人間と磁石人間
これまでのぼくの頑張り方というのは、
いわゆる「電池人間」。
電池は、電気がなくなったら終わりです。
ぼくは、「結果を出さなければ」と焦燥感にかられながら、
しばらく頑張っては、電池切れ。
また頑張っては、電池切れ。
そんな負のループばかりでした。
大切なのは、「磁石人間」になること。
磁石の磁力は、時間が経ってもなくなりません。
まるで磁石のように、永続的なエネルギーを
常にまとえる受験生になれれば、
モチベーションのアップダウンは無くなるんだよ。
そう教えてもらいました。
地球にも磁場があり、太陽風から地球を守ってくれています
モチベーションが尽きない磁石人間になる方法
では、どうすれば磁石人間になれるのか?
まずは、エネルギーを下げる考え方をやめること。
たとえば、結果主義。
これは受験生も陥りがちですよね。
模試の結果が悪いと落ち込むし、
試験本番の結果が出なかったらどうしよう…
と不安に思わない受験生はいないと思います。
でも、大切なのは、結果よりも「何を学んだか」です。
これは、イチロー選手や一流のアスリートが
みな実践していることです。
スポーツドクターの辻秀一さんは著書
「ゾーンに入る技術」にて、
結果を出す選手はみな、
「学びエントリー」
=自分の成長を大事にする
大切さを説かれています。
イチロー選手は、
その日が5打席ノーヒットだったとしても、
自分のスイングに満足し、学びがあれば落ち込まない。
逆に、ヒットをたくさん打っても、
自分の納得がいかず、運良くヒットになっただけ、という試合の
記者会見では、やたら不機嫌だったりしたそうです(笑)
これは、結果(周り)に影響されずに、
自分主体で考えていますよね。
こういった考え方を持っていたから、
彼はメジャーリーグでも(長く)活躍できたんだそうです。
そうやって、自分で自分のエネルギーを下げずに、
エネルギーを溜め続けていくと、
コップのように、自分の中にエネルギーが溜まっていきます。
その水がコップからあふれるようになると、
もっと大きな器が必要だ!となって、
大きなボトル、バケツ、浴槽、プール!みたいに大きな器となっていく。
そうやって大きな器になっていると、
少々のことではエネルギー切れにならず、
まるで、磁力がなくならないのと同じように
エネルギー長者になることができるのです。
あたたかい応援の〝空気〟が目覚めさせてくれた
てっきり「勉強しろ」「もっと早く来い」
と怒られると思っていたぼくは、
こんなにたくさん話してもらってびっくりしました。
何より、寄り添ってくれる空気があたたかく、
そして同時に、
「こんなところで甘えていたらあかんわ
よし、やっていこう」
と炭火のような炎が灯りました。
(表面に現れるのではなく、
内にふつふつと燃え続ける炭火の炎)
↑当時の手帳の写真です。
僕の受験において、
どれほど、講師やスタッフに助けていただいたか、
『ミスターステップアップ』のスタッフは、
その人が勉強を通して、
どれほど人間的に成長できるか
をずっと考えてくれています。
そのぶん耳の痛いことも言われることもありましたが...笑
でも、そのおかげで、今の僕があります。
その日以降も折れそうになることは
何度も何度もありました。
(特に共通テストの前とか...)
ですが、あの時の空気感と、
みんな応援してくれていることを思い出して、
グッと堪えて、
乗り越えていました。
みなさんも、
大逆転勉強法で
成績を上げるのはもちろんのこと、
この一年、受験勉強を通して、
自分自身を磨きませんか?
『ミスターステップアップ』で
お待ちしていますね。
卒塾生 たつき