「豆乳チャイ」の誕生ストーリーをお届けします。
どのラーメンと合わせても
「おいしい!」とたくさんの方に喜んでいただいている、この「豆乳チャイ」。
なかでも、担々麺などちょっと辛めのラーメンとは相性抜群なんです。
そのおいしさの裏には、いくつもの小さな工夫と、こだわりが詰まっているんですよ。
◆ 「べじ」だからこその新しいチャレンジ
「ラーメンやカレーにぴったり合うドリンクを作ろう!」と始まったチャイ作り。
でも、当店は「べじ」をコンセプトにしているので、
牛乳を使うわけにはいきません。
そこから、これまでにない新しいチャイを作るための、
試行錯誤の日々が始まりました。
まずは、牛乳の代わりになるものを探すところから。
アーモンドミルク、ライスミルク、オーツミルク……、
植物性ミルクを片っ端から試してみました。
でも、それぞれに独特のクセがあって、
スパイスの繊細な風味を生かすのがなかなか難しかったのです。

◆ 数々の試作の末に生まれた「3種ブレンド」
何度も試作を重ねる中で、たどり着いたのが「豆乳」です。
ただ、それも1種類では満足できず、濃度の違う3種類の豆乳を、
絶妙なバランスでブレンドすることになりました。
なぜ3種類なのか?
それは、濃い豆乳だけだと重すぎるし、
薄いものだとあっさりしすぎて物足りない…。
「中間ぐらいがちょうどいいかも」と思っても、
どこかピタッとはまらない感覚がありました。
なので、いろいろな濃度の豆乳をブレンドして、
ちょうどいい濃度を見つけていくことに。
そうして、いろんな比率で試作を続けたすえに、
ついに、みんなが「おいしい!」と思う比率がみつかりました。
◆ 味の決め手は土鍋
さらに、チャイ作りでもうひとつ大事にしていることがあります。
それは、「土鍋」でじっくり茶葉を焙煎すること。
土鍋には、素材の力をぐっと引き出してくれる、
不思議なエネルギーがあるとわたしたちは感じています。
ごはんを炊くとふっくらおいしくなるように、
土鍋はじんわりと、
やさしく熱を伝えてくれるんです。
まるで素材そのものが喜んでいるみたいに、
チャイの香りやコクもぐっと豊かになりました。
そんな理由から、今ではチャイも土鍋で丁寧に作ることを、
大切なこだわりにしています。
◆ 想いがぎゅっと詰まった一杯
こうして、豆乳の種類やブレンドの比率を決め、土鍋を取り入れ、
スパイスの配合や砂糖の種類に至るまで、何十回も試作を重ねました。

▲試作の数々。それぞれを飲み比べしました。
その結果、「べじわ」でしか味わえない、
特別な豆乳チャイが完成したのです。

たっぷりのスパイスが体を芯からあたためてくれるので、
アイスで飲んでも、ぽかぽかすると大好評。
ぜひ、ラーメンやカレーと一緒に、
この特別な豆乳チャイを味わいにいらしてくださいね。
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べじらーめんゆにわ
大阪府枚方市楠葉朝日2-4-14[MAP]
昼11:30-15:00(14:30L.O)
夜17:30-21:00(20:30L.O)
定休日:なし
お電話 072-856-1223