こんにちは! 大学受験塾ミスターステップアップの弓場汐莉(ゆばしおり)です。

今日は、塾生を近くで支えてくれているスタッフの紹介をします!
実は、ミスターステップアップには、塾のスタッフ以外にも、系列のお店で働くスタッフさんたちが塾に来て、塾生のみんなと関わってくれることがあるんです。
今回、そのひとりである、〝プライベートサロン Salon de fuu.〟のさおりさんが塾に来てくれて、進路に迷ってる塾生のために、自身がされていたお仕事について話してくれました。

さおりさんの以前のお仕事は、理学療法士。
病院やリハビリの現場で、患者さんの回復をサポートするお仕事です。
「理学療法士って聞いたことはあるけど、実際どんなことをしているんだろう?」
そう思っているあなた、ぜひ最後まで読んでみてください。 現場のリアルな裏側が、きっと見えてきますよ。
PT・OT・ST、何が違うの?
リハビリ職には大きく3つの職種があります。
まず、PT(理学療法士)。 「フィジカル・セラピスト」とも呼ばれ、歩く、立つ、座る、寝返りを打つといった、大きな基本動作をサポートするのが主な役割です。 さおりさんはこのPTとして現場で働いてきました。
次に、OT(作業療法士)。 「オキュペーショナル・セラピスト」、つまり"生活"のリハビリをする人です。 たとえば、脳卒中で片麻痺になった方が、自分でお箸を持ってご飯を食べられるようにするための訓練をします。 精神的なリハビリを担当することも多いそうです。
そしてST(言語聴覚士)。 「スピーチ・セラピスト」と呼ばれ、言葉のリハビリが専門です。 うまく喋れなくなった方のコミュニケーションのサポートや、飲み込み(嚥下(えんげ))の訓練をおこないます。
「なんとなく似たような仕事かな」と思っていたかもしれないけれど、それぞれの専門分野がしっかり分かれているんですね。

▲塾生に話してくれているようす。ホットミルクティーでほっこりしながら、ゆったりお話しました。
リハビリの現場は、こんなに幅広い
リハビリ職が働く場所は、病院だけじゃありません。 整形外科のクリニック、総合病院はもちろん、高齢者住宅やデイサービス、訪問リハビリなど、本当にさまざまな場所があります。
病院のリハビリには「急性期」「回復期」「維持期」という3つのフェーズがあって、
急性期は、病気や怪我の直後。人工呼吸器やチューブが繋がっているような、医療ケアがメインの時期です。
回復期は、病状が落ち着いてから、生活レベルに戻るためにガッツリとリハビリをする時期。
維持期は、ある程度回復したけれど障害が残った方が、自宅や施設でより良い生活を送れるように継続的にケアする時期です。
さおりさん自身も、総合病院、回復期の脳外科、デイサービス、訪問リハビリなど、ほんとうに多くの現場を経験してきたそうです。
なかでも印象的だったのが、防衛医大の外来リハビリ。 「屈強な男性の方たちが患者さんとして来るので、身体を支えるのが大変で(笑)。『わたし、これちょっと無理かも』って思うくらい大変でしたけど、すごくいい経験だったよ」と話してくれました。
現場のリアルな大変さと、それでも続けてきた経験が、さおりさんをつくってきたんだな……と、しみじみ感じました。
リハビリは「身体」だけじゃない
さおりさんの話で、いちばん心に残ったのがこのエピソードです。
心不全で入院して、リハビリして回復して退院したおばあちゃんが、1ヶ月後にまた「動悸がする」と戻ってくる。 それが毎月のように続く。
でも実は、病気の再発というより、「寂しさ」が原因だったというんです。 一人暮らしで、病院に来ればみんなが優しくしてくれる。 病院が、ある意味「旅行」のような場所になってしまっていた……。
「身体を治すだけじゃ、ダメなんだなってすごく思った。」と、さおりさんは言っていました。
終末期(ターミナル)のリハビリでも、印象深い話を聞かせてくれました。 家族に暴言を吐いてしまって疎遠になっていたおじいちゃんが、亡くなる間際に子供たちと再会して、とても嬉しそうな顔をしたこと。 言葉にできなかった「ごめんな」という思いを、身体全体で表現しているようだったと。
リハビリって、その人の人生の最後の「思い残すこと」に寄り添う仕事でもあるんですね。
進路に迷っているあなたへ
今、進路について悩んでいる受験生のあなたに、伝えたいことがあります。
「医療系に興味はあるけど、どんな仕事があるのかよくわからない」 「なんとなく気になる分野はあるけど、具体的なイメージが湧かない」
そういうときは、実際にその仕事をしている人の話を聞くのが、いちばんの近道です。
ミスターステップアップには、さおりさんのように、さまざまな仕事や経験を持った大人が、塾生のみんなのそばに来てくれます。 勉強のことだけじゃなく、進路の悩みもいっしょに考えてくれる、そんな環境がここにはあります。
「いろんな話を聞いてみたいな」と思ったら、ぜひ一度、塾に足を運んでみてくださいね。 あなたのことを、みんなで応援します!