
わたしは元々、『大学受験塾ミスターステップアップ』(以下:塾)の卒塾生で、大学在学中は、塾や『社員食堂ゆにわ』のアルバイトをさせていただいており、大学卒業後、しばらくは、関西の不動産会社で働いていました。
今日は、受験生時代に塾で教わった勉強法を、仕事においてどのように活かしているのかお話しさせて頂こうと思います。
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社会人2年目の壁と「一元化」との再会
わたしは、〝ゆにわ〟のスタッフになる前は、不動産会社で、賃貸仲介の営業をしていました。
賃貸仲介営業の仕事は色々あるのですが、その中でも・お客様にお部屋を案内・申し込み・契約書の作成・入居前のチェックは、特にお客様と密に関わる仕事です。
わたしは、社会人2年目になったとき、ミスを連発して、お客様にご迷惑をかけてしまったことがありました。
例えば、
・同封しないといけない重要書類を入れ忘れる
・こちらのチェックがもれていたため、入居後、電灯の不具合が発覚
・同じ領収書を2回発行してしまう
といったことです。
このミスの根底には
・仕事の流れがしっかり把握できていなかった
・自分しか、進捗がわからない状態にしていた
という問題がありました。
お客様は皆様、器が大きい方で、許してくださったのですが、本当に気をつけなければいけないと深く反省しました。
そんなとき、わたしは、北極老人(以下:先生)が、塾のスタッフに向けてお話をされている場に、たまたま、居合わせたのです。
時を同じくして塾でも同じような問題が起こっていたようで、先生は、塾で指導している『大逆転勉強法』にある〝一元化〟を、仕事においてもやっていくようにとお話しされていました。

先生があみ出された『大逆転勉強法』で教えている〝一元化〟とは、重要な情報を1冊の参考書、1冊のノート、1枚の紙に集約し、ひたすら反復していくというものです。

▲化学を一元化したB4用紙(一枚の紙に重要な情報をまとめる大逆転勉強法の一つ)
このポイントは、情報の圧縮化です。
受験勉強だったら、ミスした問題をひたすら一枚の紙にまとめていき、自分に何が足りなかったのか、どこで間違ったのか、一目でわかるようにしていました。
これは、仕事においても同じように活用できます。
今、自分が抱えているあらゆるタスク、やるべきことを紙一枚にまとめるのです。
一枚にまとめておけば、進捗を確認したい時も誰かに仕事を依頼したい時も、必要な情報がパッと瞬間的に目に入るのです。
「バラバラ」を「ひとつ」に。情報圧縮が仕事を変える
以前、長尾社長がこんなことをおっしゃっていました。
「みんな、予定を書き込むスケジュール帳と勉強用のメモを別々で持っているけど、情報がバラバラに散らばって、結局1つにまとまっていないから、ノートを読み返すこともしなくなるよね」と。
実際、昔、社長が使用されていたのは無印良品のスケジュール帳1冊だったのだそうです。
そのスケジュール帳に
・先生のお話
・社長個人のスケジュール
・イベント予定
さらには、社員のスリーサイズまで書かれていたそうです。
社員のスリーサイズは、外出されて、社員に似合うようないい服を見つけられた際にサイズわからなくて買えない、、、、、ということがないようにだそうです。
先生が、塾のスタッフに向けてお話しされているのを聞かせていただいたわたしは、〝一元化〟を自分の仕事においてやってみようと、思ったのです。
わたしは、今まで、1人のお客様の書類を何個ものファイルに分けて作っていました。
例えば、Aさんという方の申し込みから入居までをみていくと
・Aさんの契約書のファイルを作る
・Aさんの領収書のファイルを作る
・Aさんが家主へ提出する書類のファイルを作る
と、一体、何個ファイル作るねん!!!!!という有様でした。
(でも当時はそれが一番やりやすく、わかりやすいと思っていました。)
ファイルが何個もあるし、記憶を頼りにした仕事しかしていなかったのです。
それをやめて1人のお客様の分の書類は全て1つのファイルに入れ、お客様一人一人について、1枚の紙に、
・やらなければいけないこと、
・お客様に伝えなければならないこと、
・お伝えした方が良いこと
・確認事項
を、受験生時代にやっていたようにまとめていき、毎日確認(反復)しました。
これまで、自分の楽なやり方しかしていなかったのでそれを変えるのは苦しいと、思っていました。
1枚の紙にまとめるという作業は作成までに時間とエネルギーを使うので、思いつきで、行き当たりばったりの仕事の方が楽だと思い込んでいたのです。
でも、一元化して1つ1つのファイルに入れた一覧の紙を見ながら毎日、進捗をチェックすることでミスもなくなりましたし、上司にも進捗をわかりやすく報告できるようになったことで、自分の盲点になっていた部分を指摘いただきミスを未然に防げるようになりました。
そして何より、いつも後手後手になってしまっていた対応が先回りしてできるようになり、喜んでいただけることも増えていったのです。
自分の楽なやり方をしていたときには余計なところにエネルギーを使っていましたが、そのやり方を変えて、情報の一元化をすることで頭がクリアになり、本当にエネルギーをかけるべきところにかけられるようになったからだと思います。
情報の一元化をすることで進捗が分かりやすくなり、一つ一つの業務が完了したのかどうか、最後まで、自分で見届けられるようになりましたし、「あれはどこやったっけ?」「これは終わったっけ?」といった余計な思考をすることがくなったので、よりよりお客様のことを思うことができるようになっていきました。
また、不思議なことに、上司との関係性も変わっていったのです。
それまで、わたしは上司から、あんまり仕事を回してもらえないことに歯がゆい思いをしていました。
それは、わたしの上司が一緒にやって教えるというタイプではなく「背中をみて学んでいけ!」というタイプだったのと、わたしが上司から頼まれたことをたびたび、忘れてしまう、、、というのが根底にあったように思います。
しかし、頭が整理されることで上司が頼むことの先回りができるようになり、頼まれてないことも「やっておきました!!」と、言えるようになっていきました。
それだけが原因かはわかりませんが、上司が体調を崩したことをきっかけに少しづつ仕事を回してもらえるようになっていったのです。
(これは、上司の今までの生き方とは180度違うもので、その上司の上の人も驚いていました。)
行動・気持ち・祈り。一元化が教えてくれた仕事の本質
わたしは大学時代に、塾や『社員食堂ゆにわ』のアルバイトに入らせていただく中で、先生から、仕事において
・最後までやり切ること(人任せにしない)
・お客様が心から喜んでいただける様子をイメージする
・自己流で、自分だけわかるという状態にしない
ということが大事だと教わってきました。
つまり、お客様に喜んでもらえるような仕事をするには
・行動
・気持ち
・祈り
の、どちらもセットで必要ということなんだと思います。
わたしの場合、お客様に喜んでいただこうという気持ちはあったのですが、実際の仕事のやり方が曖昧(あいまい)だったのでミスを引き起こしていました。
それを解決する一つの方法として〝一元化〟があるのだとこのとき、自分の仕事を通して気づかせてもらいました。
〝一元化〟は仕事だけでなく料理でも家事においても応用できると思います。
よろしければ、活用してみていただけると幸いです。
『大逆転勉強法』には他にも、大人にとっても学びになるようなことがたくさん書かれていますのでまだ読んだことがない!という方はぜひ、お読みいただければと思います。

『E判定からの大逆転勉強法』
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