受かる受験生の親は知っている心配の法則Part5

こんにちは、
大学受験塾ミスターステップアップの村田明彦です。

子どもをもつ親御さんに向けて、
子どもの能力を最大限に発揮する親の関わり方をコラム連載しています。

前回は、「大学なんか行かなくても、いい人生歩めるでしょ」と思っているような若者が、受験に本気になれるときがある。
それはどんな時でしょうか? というところで終わりました。

今回は、その続きをお話します。

最初から読まれる方は、Part1 から。
前回のコラムはこちらです。



大学受験塾ミスターステップアップ 村田明彦
現・塾長にして「大逆転勉強法」「限界突破勉強法」受験指導の後継者。20代前半で3000冊の本を読む。受験勉強を通して人間的に成長できる「真の教育」を突き詰めて、大学合格はもちろん、その後の人生で活躍できるような人間力を育てるため、時に厳しく、時に優しく、受験生が精神的に成熟するように導いている。


本気になれない最大の理由



お子さんが本気になれないとしたら、理由は一つしかありません。

「受験勉強することを、心からかっこいい」と思えていないから」です。

たとえば学生の頃、こんな経験をされたことがありませんか?

学校で「あのかっこいい先輩に近づきたい」と思って、なんでもマネをしたとか。

好きな芸能人やスポーツ選手を見て「将来、自分もあんな風になりたい」と憧れて、無我夢中に努力したとか。


強烈な“憧れ”に向かうとき、はじめて人は本気になれるのです。

そして、努力すら「快い」と感じられるようになります。

そうです!

いかなる目的であれ、そこに向かうプロセスで「快さ」を体感できなければ、努力は長続きしません。

これは大人でも子どもでも同じでしょう。

受験勉強のみならず、仕事にも言えることではないでしょうか。

「快さ」も感じないまま、「エラくなるために努力するのだ」とか「世のため人のために努力するのだ」といった、お決まりのタテマエをただ唱えるだけでは、本気にはなれないのです。

よって、成績も伸びないと言わざるを得ません。


じつは、わたし自身も、高校生の頃は勉強が好きではありませんでした。

親や先生に褒められるためとか、誰かに認められたいとか、あいつを見返してやりたいとか、そういう気持ちから「やってやる」と思うことはありました。

でも、そういうヤル気は、長続きしませんでした。

そんなとき、塾長の南極老人に出会い、別人のように変わることができたのです。

南極老人の見識の深さ、人への優しさ、そして塾生一人ひとりに真剣に向き合ってくれる姿勢に感動し、素直に「こんなかっこいい大人になりたい」と思いました。

気づけば、 嫌いだったはずの勉強すら、楽しめるようになっていたのですから、憧れの力、恐るべし。

あれから時が経ち、今やわたしも教える側の人間になりました。

受験生を感化できるような大人であらねばと、己を鍛える毎日です。

ちなみに、受験生が憧れる大人のイメージはこのような人のようです。

・好きなことに打ち込んで、楽しそうに働く大人

・話がおもしろくて、いろんなことを知っている大人

・権威や肩書きを振りかざすことなく、人間力で勝負できる大人


若くして、このような大人に出会うことができるのは、幸運なことですね。

(続く)
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