こんにちは!
事務スタッフの大島尚子(おおしまひさこ)、
あだ名はひちゃぴーです。

今回は、「夕方になるとやる気がなくなる」という悩みについて、
整体師・万福たけしさんが、
体調の観点から答えてくださいました!

万福さんは、普段の施術に加え、
塾では週に一回「ボディーワークの会」を実施し、
塾生の体づくりをサポートしてくれています♪

* * *
ひちゃぴー:
今日は、塾生からこんな相談があったんです。
「朝はわりと集中して勉強できるのに、
夕方を過ぎると、頭が回らなくなって、気分が下がってきます…。
ぼーっと、塾の外を眺めちゃったり。」

万福さん:
なるほど。
朝は大丈夫なのに、夕方になるとメンタルが不安定になる…。
その原因は、酸素不足だね。
ひちゃぴー:
えっ、 酸素不足ですか・・・!
万福さん:
そう。
この子は朝6時からずっと座って勉強しているんだよね。

座りっぱなしだと血が巡らず、脳に酸素が行きにくくなる。
これが一番の問題だよ。

ひちゃぴー:
脳に酸素が行っていない。
怖いですね・・・((;゚Д゚))
万福さん:
人類はそもそも、動き回って生きるのが自然なんだよ。
立って歩き回ってこそ体のシステムが完結する生き物なんだ。

デスクワークや受験勉強でずっと座りっぱなしの生活なんて、
ここ5〜60年のことなんだよ。
心臓の力だけでは血は全身を巡りきれないから、
下半身を動かして血を心臓に戻す必要があるんだよ。
ひちゃぴー:
足のむくみも、血が巡っていないサイン
ともおっしゃっていましたよね。
わたしは、デスクワークで、1日中座りっぱなしで、
家に帰って足をみると、足がパンパンです(;_;)
万福さん:
むくみがひどい人は、血が下に溜まりっぱなしになっているサインだね。
逆に、3日歩いただけで、顔のラインが変わる人もいる。
ほんの少しでも歩くと効果は、すごく大きいよ。
ひちゃぴー:
そうなんですか・・・!!
わたしもやろうかしらっ( -`ω-)
万福さん:
だから、この塾生への答えは簡単だよ。
気分が下がる前に、散歩をしたらいい。

脚の筋肉を動かして、上に血を返す=脳に酸素を送る。
酸素が足りない状態は、死に向かっているような感覚なんだ。
だから、メンタルが下がるのは当然のことなんだよ。
ひちゃぴー:
そうなんですね。
万福:
ぼくも受験生時代は、
歩きながら、音読していたよ。
二宮金次郎が歩きながら本を読んでいたという逸話も、
理にかなっていると思うんだよね。

ひちゃぴー:
音読なら、歩きながらできますよね!
万福さん:
そうそう。
昔の偉人、アリストテレスの学派(ペリパトス派)も、
歩きながら議論をしていた。
歩かないと頭が回らないことを、体感で知っていたんだと思う。

(▲中央にいるのは、プラトンとアリストテレスです。
アリストテレスが弟子たちと歩きながら講義や議論を交わしたことから、
彼の学派は「ペリパトス派」と呼ばれました。
「ペリパトス」って、「散歩」っていう意味なんですよ!)
動かないで酸素が不足したら、
体も心も「グッドd(^_^o)」な状態にはならないよ。
外に出て歩く。
これは、問答無用で健康に近づく行為なんだ。
これは個人のメンタル問題というより、
身体の仕組みの話だと思ってほしい。
意識的に足腰を使わないと、体のシステムは回らないんだ。
ひちゃぴー:
わたしも歩く習慣をつけてみて、
「歩いたほうがいいな」って体感でわかりました。
歩くと元気が出ますよね!
塾生と一緒に歩きますね!
万福さん:
気づけてよかったね。
みんなで外に連れ出して歩く“ペリパトス派”になりましょう(笑)。
ひちゃぴー:
「夕方になると憂鬱になる」
「なんだかネガティブになる」
と心当たりのある方は、
ぜひ散歩(ペリパトス)を取り入れてみてくださいね!
* * *
いかがでしたか?
「体がだるい」「気分が落ち込む」といった不調の多くは、
精神論ではなく、「身体の仕組み」が原因かもしれません。
ぜひ、今日から少しの運動を取り入れて、
最高のコンディションで受験を乗り越えていきましょう!
ミスターステップアップでは、受験生の身体作りもサポートさせていただいています。
ご興味のある方は、秋のスクーリングコース(短期通塾)のページをご覧ください♪