強運は〇〇から始まる?魂が震える みずがめ座時代の生き方

※この記事は、2024年4月に開催された、ゆにわ塾グランドセミナーの一部を文字起こし・編集したものです。



ゆにわ塾講師の西野ゆきひろです。


僕はいま、すごい時代の転換点に立ち会っていると感じています。

これは、なかなかないタイミングです。

少し昔は、いわゆる「ハイスペック」がもてはやされる時代でした。

例えば男性なら、お金があって、地位があって、有名で、見た目が良くて、才能がある……といった「スペック」が重視されていたのです。

でも、今の時代はどうでしょう。

YouTubeが登場し、かつてテレビの中で手が届かない存在だったスーパースターたちが、とても身近な存在になりました。

ジャニーズのアイドルが自身のチャンネルで、テレビでは見せない日常の姿を見せるようにもなりました。

それらを見ていると、ふと思うことがあります。

「あれ、このスーパースター、普段はあんまり面白くないな」

「こっちの無名のお兄ちゃん(お姉ちゃん)の喋りのほうが、めちゃくちゃ面白いぞ」

こんな経験は、皆さんにもあるのではないでしょうか。

まさに今、時代は「中身」が勝負になっています。

スペックよりも、その人の人間力や中身、もっと言えば、「何かに燃えているか」「魂を震わせて生きているか」どうか。

僕たちは、そういう部分にこそ惹かれ、「この人の話を聞きたい」と思うようになっているのです。


これからの時代の「強運」とは?



そんな時代だからこそ、「強運」の定義も変わってきます。

これからの強運とは、何かが手に入るとか、成功するとか、思った通りにうまくいくといった類のものではありません。

むしろ、うまくいかない時、失敗した時、逆境や試練にあった時に、それを乗り越えるための「力」や、周りからの「助け(他力)」を授かること。

これこそが、これからの時代の本当の「強運」です。

どんな人生であれ、必ずうまくいかないことや試練はやってきます。

その時に運のエネルギーが溜まっていなければ、迷ったり、落ち込んだりして、道半ばで折れてしまうかもしれません。

だからこそ、自分自身が再び立ち上がれるような「魂が震える言葉」を見つけておくことが大切になります。



「救われる側」から「救う側」へ





2024年、僕は「菩薩(ぼさつ)になりましょう」という話をしてきました。これは、「救われる側」から「救う側」へ回ろう、という呼びかけです。

何かをお願いする時も、「ああ、助けてください」と願うのではなく、「自分にできることがあったら、何でもやらせてください」という気持ちを持つ。

誰かを好きになった時や、何かに強く惹かれた時を思い出してみてください。

そこには損得勘定はなく、「何かしてあげたい」「尽くしたい」「助けになりたい」という純粋な思いがありませんでしたか?

その感覚を、特定の誰かだけに向けるのではなく、たまたま一緒に居合わせた人にも向けてみる。

助けになる言葉をかけたり、優しく振る舞ったりする。「救う側」に立つのです。



菩薩の価値観は「真逆」



この「菩薩」の価値観は、これまでの普通の価値観とは「真逆」だと言えます。

例えば、自分が苦しい時、うまくいかない時。

普通なら「嫌だな」と思う場面で、「ありがたい」と喜べるかどうか。

息が詰まるような苦しい人生を送ってきた人は、ある意味で恵まれています。

なぜなら、「修行」が早く終わるからです。

苦しい時に「嫌だ」と思うのではなく、「これは修行の糧になります、ありがとうございます」と喜べる感覚。

そして、周りの人や仲間が苦しんでいる時に、「我がことのように苦しい」と感じられる感覚。

これが菩薩の感覚であり、今までの普通の価値観とは真逆なのです。

だからこそ「菩薩道」とは、世の中の流れに身を任せるのではなく、「逆行」することだと言えます。

普通だったら逃げたくなること、やりたくないことから、あえて踏み込んでいく。

自分のためだけなら頑張れないことでも、「誰かのために」「仲間のために」と一歩を踏み出していく。

「こんなに世の中は汚れているのか」と嘆くのではなく、「じゃあ、今の自分に何ができるか?」と、流れに逆らって行動を起こしていく。



「幸せのテンプレート」はもう通用しない





旧時代は、ある種の「テンプレート」通りに生きていれば良い、という側面がありました。

ビジネスの世界でも、「この構文で話せば売れる」といったマーケティングやセールスの手法が溢れていました。

しかし、僕たちはもう気づき始めています。「あ、これセールストークだな」と簡単に見破ってしまうのです。

そして、もっとその奥にある「中身」を見るようになっています。

「幸せ」にもテンプレートがありました。

良い仕事につき、お金持ちになり、子宝に恵まれ、マイホームを建てて、休日には旅行に行く……。

でも、それらすべてを手に入れたにも関わらず、パートナーと離婚したり、孤独になったりして、ボロボロになっていく人たちもたくさんいます。


その時、僕たちは気づくのです。

「あ、あれは本当の幸せじゃなかったんだ」と。

コロナ禍も大きな転換点となり、多くの人が「本物とは何か?」「本当の幸せとは何か?」を問い直し始めました。



「狭き門」の先にある景色



では、本当の幸せとは何でしょうか。

それは、「どれだけ魂が震える日々を送れているか」に尽きると、僕は思います。

本当の幸せは、そこでしか味わえないのです。

そのためには、「狭き門」を選ぶ必要があります。

『マタイによる福音書』には、「破滅に至る道は大きくて広い」「命に至る道は狭くて細い」という言葉があります。

流れに身を任せる「広き門」ではありません。

普通なら逃げたくなる道、今までは避けたほうがいいと言われていた「狭き門」。

実はそちらにこそ、命につながる道、本当の幸せへのルートがあるのです。

人間は、何もしなければ動物的になり、堕落していきます。

安心、安全、快適、便利、自由、快楽……これらは、人間を腐らせていく要素にもなり得ます。

『大学』という書物にも「小人閑居して不善を為す(しょうじんかんきょしてふぜんをなす)」とあるように、人は暇な時間ができると、ろくなことをしません。

でも、本当に魂が震える道は、そこにはありません。

あえて難しい道(千難万苦)を選び、それを楽しめるかどうか。

嫌だなと思うことを「修行だ」と喜んで立ち向かっていけるかどうか。

そうやって生きるからこそ、魂は震えるのです。

そして、そう生きるからこそ、普通に生きていては絶対に見ることができない景色が見え、体験ができるのだと、僕は信じています。


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