わたしはふだん、茶肆ゆにわやシロフクコーヒーの焙煎士として活動していますが、ゆにわに出会う前は、パワーストーン専門店の店長として、1万点以上の石に触れてきました。
「パワーストーン」と聞くと、みなさんはどのようなイメージをおもちでしょうか。
「もっていると良いことがありそう」「願いを叶えてくれるお守り」「見ているだけで癒される」…
多くの方が、そんなポジティブなイメージをもっているかもしれません。
しかし、一方で歴史上には「呪いの宝石」と呼ばれ、所有者を次々と不幸にしたとされる石も存在します。
なぜ、パワーストーンはひとに幸運をもたらすこともあれば、不運を招くこともあるのでしょうか。
今回は、その謎を解き明かすとともに、一般的なパワーストーンと「北極流（ゆにわ）」のパワーストーンの決定的な違いについてもお話しします。
幸運と不運を分ける、パワーストーンがもつふたつの顔
パワーストーンには、わたしたちを幸せに導く力がある一方で、その逆の側面も存在します。
その最も有名な例が、映画『タイタニック』にも登場した「ホープダイヤモンド」です。
この青く美しいダイヤモンドは、ルイ14世やマリー・アントワネットなど、多くの歴史上のひとびとの手に渡りましたが、その所有者の多くが処刑や破産、失脚といった悲劇的な運命を辿ったことから、「呪いのダイヤモンド」として知られています。
▲ワシントンD.C. 2022年3月31日スミソニアン国立自然史博物館に展示されているホープ・ダイヤモンド
もちろん、これは都市伝説的な側面もあり、全ての所有者が不幸になったわけではありません。
しかし、石をもつことで望まない結果を招いてしまうひとがいるのも、また事実なのです。
では、石をもつことで幸せになるひとと不幸になるひとの差は、一体どこにあるのでしょうか。
その鍵は、石をもつ以前に知っておくべき、「原理原則」にあります。
石をもつ前に知るべき「この世界の原理原則」
パワーストーンの力を正しく受け取るために、絶対に無視できない原理原則があります。
それは「この世界の因果をすべて受け止める」ということ。
わたしたちの世界は、目に見える「結果の世界（この世）」と、目に見えない「原因の世界（あの世）」の二層構造になっています。
たとえば、「お腹が空いた」という思考（原因）があるから、「ご飯を食べに行く」という行動（結果）が生まれます。
過去に傷ついた記憶（原因）を思い出すから、表情が曇ったり、悲しい言葉が出たりする（結果）のです。
つまり、あなたの目の前で起こっているすべての出来事（結果）は、あなた自身の内面（原因）が作り出している、ということです。
苦手なひととの出会い。
仕事での失敗。
病気や体調不良。
これらはすべて、偶然や誰かのせいで起こっているのではありません。
ご自身の過去の思考、感情、行動が原因となって、いまの現実を創り上げています。
それは今世だけでなく、前世からの積み重ねかもしれません。
この「すべての原因は自分にある」という事実を、まずはっきりと認識し、受け入れること。
感情がついてこなくても、「そうである」と知ること。
これが、パワーストーンをもつうえでの大前提であり、最も重要な心構えなのです。
この原則を無視して、ただ石に「願いを叶えてほしい」と依存するだけでは、本来の力を引き出すことはできません。
一般的な石と「北極流パワーストーン」の決定的な違い
▲水晶ブレスレット／ゆにわマートにて販売
この重要な「原理原則」をきちんと教えてくれるパワーストーン屋さんは、残念ながらほとんどありません。
多くのお店では、石はあくまで「商品」として扱われ、その効果や意味だけが語られます。
しかし、「北極流」が扱うパワーストーンは、そこから一線を画します。
違い１：石が「目覚めている」こと
一般的なお店では、海外からコンテナで大量に届いた石を、ひとつひとつ浄化することは物理的に不可能です。
たとえ浄化されていても、水で清めたり、表面のホコリを払ったりする程度の、物理的なケアがほとんどです。
考えてみてください。
心を閉ざした子どもがいたとして、その子をお風呂に入れただけで、心の傷が癒えるでしょうか。
一時的に気持ちはよくなるかもしれませんが、根本的な解決にはなりません。
石も同じです。
石を単なる「モノ」ではなく、心をもった「生き物」として捉え、その内面にまで働きかけるケアをしてあげなければ、石は本来の力を発揮できません。
「北極流」では、仕入れた石をまず、特別な「浄化部屋」に入れます。
特殊なアイテムを使ってエネルギーを高めた土のうえに、護符などを挟みながら何層にも重ねた特別な場所です。
ここで石を休ませ、エネルギーを浄化し、さらにひとつひとつと向き合い、心の部分までケアをすることで、石を眠りから「目覚めさせている」のです。
だからこそ、わたしたちの扱う石は、格別に美しく輝いています。
▲共鳴石「結（むすび）」／ゆにわマートにて販売
違い２：持ち主が「原理原則」を学べること
わたしたちは、石を販売して終わりにはしません。
石の力を最大限に引き出すためには、持ち主が「すべての原因は自分にある」という原理原則を理解し、自分の内面と向き合うことが不可欠です。
そのための学びや気づきを、さまざまな形でお伝えしています。
パワーストーンは、あなたの願いを代わりに叶えてくれる魔法の杖ではありません。
あなた自身が自分の人生の創造主であることを思い出し、内なる原因と向き合い、よりよい未来を創造していくための、最高のパートナーです。
この記事を読んで、パワーストーンへの見方が少しでも変わったなら幸いです。
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一部、ゆにわマート店頭でもご覧いただけます。
