こんにちは! スタッフの村山ゆかです。
「受験英語って、ぶっちゃけ社会に出たら役に立たないよね?」
みんなも一度は聞いたこと、ありませんか?
「え、そうなの?じゃあ今やってる勉強って意味ないのかな…」なんて、
ちょっと不安になっちゃいますよね。
先日、講師のよなたんが、塾の通信コースで配信しているラジオで、
このテーマについて話をしてくれたんです!
今日はその内容を、皆さんにシェアしたいと思います。
「フツーの会話」の、もう一歩先へ!
よなたんは、
「受験英語は役に立たない」っていう意見に、
「そんなこと、ぜんぜんない!」と力強く話してくれました。
たしかに、簡単なあいさつとか、ちょっとした雑談くらいなら、
受験で習う難しい文法は使わないかもしれません。
でも、「もっと相手のこと知りたい!」「もっと深い話がしたい!」ってなったら、
話は別です。
たとえば、海外の人にこう聞かれたら、なんて答えますか?
「日本の天皇制って、王制とはどう違うの?」
「日本のアニメってすごいよね!どうして世界でこんなに人気なんだと思う?」
こんなとき、自分の考えをちゃんと伝えたり、
相手の意見を「なるほど!」って深く理解したりするには、
たくさんの言葉(語彙)と、正確な文法の知識が絶対に必要になってくるんです。
“I'm fine, thank you.”だけじゃ、
本当に仲良くなるのって、なかなか難しいと思いませんか?
映画やドラマが100倍おもしろくなる英語力!
海外の映画やドラマが好きな人なら、もっと実感できるかもしれません。
たとえば、大人気の海外ドラマ『プリズンブレイク』。
主人公はIQ200の天才ですが、彼のセリフって、
すっごく知的で難しい単語がバンバン出てくるんです。
ほかにも、『ミッション:インポッシブル』みたいな映画に出てくる
CIAの会話も、英検1級レベル以上の単語がたくさん!
(©️パラマウント・ピクチャーズ)
ストーリーを追いかけるだけじゃなく、
彼らの会話のカッコよさや面白さを丸ごと楽しむには、
やっぱり高い英語力が必要になるんですね。
「これ、いつ使うの?」って思う文法、じつは…
「分詞構文なんて、普段の会話で使わないでしょ~」って思いがちですよね。
でもよなたんによると、フォーマルな場面では普通に使われるし、
むしろサラッと使いこなせると
「お、この人デキるな!」って思われることだってあるそうですよ。
いかにも「受験英語」って感じの
“it goes without saying that ...(~は言うまでもない)”みたいな表現も、
実際には結構使われています。
ネイティブは使わないって言われがちな強調構文だって、
気持ちをグッと込めたいときには案外よく登場するんです。
よなたんは、
「受験で習うことで、まったく使わないムダなことなんて、
本当に一つもないよ」って断言していました。
だから、今の勉強は絶対にムダじゃない!
結局、「受験英語は使えない」っていうのは、
どんな場面で、誰と、どんな話がしたいか?で
答えがまったく変わってくるってことなんです。
よなたんが教えてくれたのですが、
「この英語、ネイティブにはこう聞こえるから、言わない方が良い」みたいな本って、
日本でしか売れないんだとか。
「相手に間違ったことを言ったら、どう思われるだろうか…」という、
日本人の風潮を表しているのかもしれませんね。
世界中の人たちも、わたしたちと同じように、
単語や文法を基礎からしっかり勉強しているんです。
内容は、ほぼほぼ、日本と変わりません。
大きな違いは、それを「実際に使ってみる」っていうアウトプットをしているかどうか。
でも、その練習は大学に入ってからだって、ぜんぜん間に合います!
いま皆さんが一生懸命がんばっている英語の勉強は、
将来、世界中の人たちと本気で語り合うための、
めちゃくちゃ大事な「土台」づくりなんです。
だから、自信を持って、今の勉強にドーンと向き合ってみてほしいです。
よなたんの話を聞いて、わたしもますますそう思いました。
頑張るみんなのことを、私たちも全力で応援しています!
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ミスターステップアップの通信コースのラジオでは、
勉強のモチベーションが高まる話を、
今回のブログ以上にくわしく、音声ならではの臨場感を込めて
お届けしています!
毎日日替わりで、さまざまなテーマのラジオを配信しているので
あなたのお気に入りの音声が見つかるかもしれません。
気になった方は、ぜひこちらをご覧ください(*^◯^*)
また、スクーリング(短期通塾)コースも、随時受け付けさせていただいています。
お待ちしております!
それではまた!