「毎日忙しくて、わざわざ時間をとるのは難しい…」
このように感じている方はいらっしゃいませんか?
今回は、そんな忙しい方や、ちょっぴり面倒くさがりな方でも、今日からすぐに実践できる、とてもシンプルで奥が深い健康法をご紹介します。
それが「お白湯(さゆ)を飲む」ことです。

「え、それだけ?」と思われたかもしれません。
しかし、この白湯こそ、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」では真髄とされ、わたしたちの健康を支える大切な知恵が詰まっているのです。
今回は、なぜ白湯が体によいのか、その効果と正しい飲み方について、「ポラリス診療所」院長の亀井順子さんに伺いました。
●ポラリス診療所 院長 亀井順子

医学部受験の勉強をしていたときに北極老人に出会い、師事。医学部卒業後は、内科勤務医として働きながら、西洋医学をはじめ、東洋医学、アーユルヴェーダ、ホメオパシーなどの様々な代替医療を研究し、現在のポラリス診療所に結集させた。
なぜ白湯は体によいの?
白湯は一見するとただのお湯ですが、わたしたちの体に嬉しい効果がたくさんあります。
・体を内側から温め、めぐりをよくする
白湯を飲む一番のメリットは、内臓から体をじんわりと温められることです。
体が温まると血管が広がり、血のめぐりがよくなります。
血行が促進されると、体のすみずみまで酸素や栄養が届きやすくなり、冷えの改善だけでなく、疲労回復の助けにもなります。
・デトックスをサポートする
体を温めることは、胃腸などの内臓の働きを活発にすることにもつながります。
消化を助け、体の中の不要な老廃物を排出しやすくするデトックス効果が期待できます。
・「気・血・水」のバランスを整える
東洋医学(中医学)には、わたしたちの体は「気(き)・血(けつ)・水(すい)」の3つの要素で構成されているという考え方があります。

気:生命活動を支える根源的なエネルギー
血:血液。全身に栄養を運び、潤いを与える
水:血液以外の体液(リンパ液など)。体を潤し、バランスを保つ
健康なときは、これら3つがスムーズに体の中をめぐっています。
「気」は「血」や「水」を動かす原動力となりますが、じつは体が冷えていると「気」のめぐりが滞り、動きが鈍くなってしまいます。
「なんだかやる気が出ない」「体を動かすのが億劫だ」と感じるときは、体の冷えが原因でエネルギーのめぐりが悪くなっているのかもしれません。
白湯を飲んで体を温めることは、「気」のめぐりを助け、ひいては「血」や「水」の流れもスムーズにする、健康の土台作りとなるのです。
今日から始める!白湯の作り方とポイント
白湯を飲む習慣を始めるにあたって、いくつかポイントがあります。
基本は「沸かしたお湯を冷ます」だけ。
一番大切なのは、毎日続けることです。
難しく考えず、電気ポットやケトルで沸かしたお湯を、少し冷まして飲むことから始めてみてください。
とはいえ、時間がないときに無理をする必要はありません。
まずはご自身の続けやすい方法で、白湯を飲んでみてください。
今まで氷の入った冷たい飲み物を飲んでいた方は、白湯に変えるだけでも体がラクになりますよ。
まとめ:まずは一杯の白湯から始めてみませんか?
特別な道具も時間も必要ない「白湯」。
とてもシンプルですが、体を温め、めぐりを整えるという、健康の基本に立ち返らせてくれます。
「簡単なことほど、続けるのが難しい」と言われることもありますが、だからこそ、続けていくと体の状態がまったく変わってきます。
まずは朝起きたときの一杯から、白湯習慣を始めてみてはいかがでしょうか。
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ポラリス診療所
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