まるでお手本のように美しい月が輝いています。
この特別な季節に、
わたしたちは「Bon VIVANT」という、
小さな、でもとても大切な会を開きます。
テーマは、「月の宴」。
秋の恵みは、月からの光を一身に浴びて、
じっくりと実ります。
黄金色に輝く稲穂、
ふくよかな果実、
そして、すべてを育む清らかな水。
月が満ちては欠けるように、
自然はすべての命を育み、
わたしたちに豊かな恵みを
惜しみなく与えてくれる。
それは、まるで、ていねいに繰り返される、
いのちの循環を見ているようです。
新刊『むすびのごはん』でも
お伝えしたように、
わたしたちの食は、
すべてが「むすび」から始まっています。
大地の恵みと、作り手の想い、
そしていただく人の心が結びついて、
初めてひとつの命となる。
今回の「月の宴」でご用意するのは、
まさにハレの料理です。
月がもたらす大地の恵みを、
五感全部で味わってほしい。
収穫したばかりの新米で炊き上げたごはん、
旬の野菜や果実、
そして月光のように繊細で、
心にすっと入ってくる料理の数々。
それは、まるで本の中から飛び出してきたような、
究極のハレの「むすびのごはん」。
一皿一皿の味わいを、
もっと深く引き立ててくれる
お茶のペアリングも、お楽しみいただけます。
都会の騒がしさから少し離れた京都綾部では、
本当に美しい月と、いっぱいの星たちが、
わたしたちを待っています。
おいしい料理とお酒、
そしてお茶を囲んで、
心ゆくまで味わうひとときを、
一緒に過ごしませんか。
食事が終わったあとは、
焚き火を囲んで、
心安らぐ時間を過ごしましょう。
炎がゆらゆら揺れて、
薪のはぜる音が聞こえて、
なんだか香ばしい匂いがしてくる。
そういう、なんでもないような瞬間が、
実は一番、わたしたちの心を
癒してくれるんだと思います。
秋の夜空の下で、
心とからだにやさしく満ちていく
特別な体験を、ぜひご一緒に。
お申込はこちらをクリック