伊勢神宮におみくじがない理由

こんにちは、羽賀ヒカルです。



今回は、日本で最も有名な神社である”伊勢
神宮“ をテーマにお話しします。

伊勢神宮ってどんな神社?


伊勢神宮は、民間の宗教法人である、神社本庁の本宗とされています。

正式名称を「神宮」といい、昔から、「お伊勢さん」「大神宮さん」と呼ばれ、多くの人から親しまれてきました。

ただ、「神宮」だけでは、香取神宮、明治神宮、平安神宮、といったように、他の神宮と区別がつきにくいため、「伊勢神宮」と呼ばれるようになりました。

ちなみに「神宮」とは、天皇または皇室に縁の深い神様をお祀りしている神社のことをいいます。

神宮には、皇室の御祖先の神と仰ぎ、私たち国民の大御祖神として崇敬を集める天照大御神をお祀りする内宮(皇大神宮)と、

衣食住を始め産業の守り神である豊受大御神をお祀りするとようけだいじんぐう外宮(豊受大神宮)を始め、14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社があります。

これら125の宮社全てをふくめて神宮といいます。

私が初めて伊勢神宮に参拝したのは、19歳のときでした。



そこで「どうか世のため人のため、神様のために、私のこの身をお使いください」と発願しました。

たった一度しかない人生。

どうせ生きるなら、神様のお役に立ち、偉人たちを超えるくらい、男として恥じない人生を送りたい。

燃えるように生きて、誇らしく死んでいきたいと心底思ったからです。

才能も、知識も、経験も、何もなかった私が、今のような仕事をするようになったのは、あの日の伊勢神宮での発願と、その後の奇跡的な出会いがあったからでしょう。


伊勢の神様は長いスパンで物事の流れを作る


神社の楽しみのひとつといえば「おみくじ」ですよね。



けれど、伊勢神宮には「おみくじ」がありません。

なぜなら、伊勢神宮はは、個人の開運を願う神社ではなく「日本の国土が豊かで、美しい文化が花開き、日本国民が平安で、末永く幸せでありますように」と、自分のことだけでなく、みんなの幸せを祈る場所だからです。

けれど、個人の願いも、みんなの幸せ、国家の繁栄、世界の平安に繋がっていくものであれば、神様はしっかりと聞き届けてくださいます。

「みなを幸せにできるような人に、成長できますように」といった志を立てた上で、それを成し遂げるために、出会い、お金、仕事や家庭などの願いを発すれば、それらに応じた答えが返ってきます。

ただし、伊勢の神様は、10\20年というスパンで、人生の流れを作ってくださるので、すぐにわかりやすい結果が得られることは、ほとんどありません。

例えば、ある経営者が「一カ月後には借金を返さないと、倒産してしまいます」と、助けをご乞うたとしたとしても、すぐに借金を解消してくれるとは限りません。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、ただその人が生き方を軋し、本来歩むべき道へ進ませる役割だからです。

今は少しぐらい痛い思いをしても学ぶ時期だ、と判断されたら、そのまま会社をつぶしてしまうこともあります。

だから、すぐに願いが叶わなかったとしても、それは見放されたのではなく、その経験から大事なことを学びなさい、というメッセージなのです。

神社は神様の世界と人間の世界の通い路




神社の空気の中には、数万冊の本を凝縮したような、莫大な情報が入っています。

参拝すると、その情報が私たちの中にインストールされるのです。

霊験あらたかな神社や、パワースポットと呼ばれる場所に行って、「清々しい気持ちになった」「希望が湧いてきた」「なんとなく大丈夫! と思えた」という感覚になるのは、その情報を受信している証拠だと言えるでしょう。

神様の空気に触れると、飛躍的に感覚が変わります。

その状態で目の前の風景を眺めれば、映る景色が今までとまったく違うことに気付くでしょう。

そうして、考え方も変わり、自然ととる行動も変わるのです。

これこそが、神社参拝で人生が変わる所以です。

神社参拝をされるときは、ただただ”空気を感じる“ ということを、大切にしてみてください。


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