年のはじめに召し上がっていただく、とても大事なお料理だからこそ、一切の妥協をしません。
化学調味料や保存料を使わないのはもちろんのこと、とことん選び抜いた最高の食材や調味料だけでお作りします。
すべての品に、てまひまを惜しまず、丁寧に。
そうして完成したおせちを、作りたてのうちにお客様へ手渡ししています。
今回は、そんな〝ゆにわ〟のおせち作りを担うちこが、神道研究家の羽賀ヒカルをゲストに、おせちにかける想いを語りました。
記憶に残るおせち

ちこ:
ついに羽賀さんにお越しいただきました。
羽賀さんといえば、お医者さんの家系で、政治家さんがいたりとか、ちょっと良いとこ育ちじゃないですか?
羽賀:
ええ、まあ(笑)。そうかもしれません。
ちこ:
これまでも、美味しいおせちを食べてきたと思うんですが、記憶に残るものは何かありますか?
羽賀:
毎年、料亭のおせちを取り寄せていて、キャビアを食べるのが恒例でしたね。
ただ、キャビアは味付けが主役で、素材そのものの余韻というものはあまり感じませんでした。
そう考えると、ゆにわのおせちは、一品一品すべてに旨みと余韻(よいん)があります。それは本当にすごいことだと思います。
感動を呼ぶ「伊勢海老のバタロウ焼き」
ちこ:
そうですね。その秘訣は、やはり人、食材、そして場のエネルギーと深く結びついていると感じます。
そこで今回召し上がっていただくのは、三段重の一品、「伊勢海老のバタロウ焼き」です。

伊勢海老は、長いひげと曲がった背中から健康長寿を願う縁起物。
「バタロウ焼き」は、ウニの上に卵黄とバターを合わせたものを乗せ、香ばしく焼き上げて照りを出したものです。
バターの風味とウニのコク、そして伊勢海老の旨みが、口のなかに力強く広がります。
羽賀:
「バタロウ焼き」ですか、食べたことないです。
いただきます!
……これは、本当においしいですね!
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ちこ:
伊勢海老は見た目が華やかで、お祝いの席でよく使われます。
ですが、じつは「見栄えはするけれど、味はそれほどでもない」という意見もあるのです。
羽賀:
確かに、甘エビの方がおいしい、などと言われることもありますね。
ちこ:
しかし、ゆにわで使っている伊勢海老は、本当においしいんです。
上品な甘みに加えて、素材そのものが持つ旨みがしっかりと感じられます。
期待を超え続ける、一年がかりの挑戦
羽賀:
いや、本当にその通りです。強いインパクトがありますね。
今まで食べたおせちのなかで、今年のおせちが間違いなく一番です。
ですが、ゆにわの料理は、来年これをさらに超えてくるのでしょうね。いやあ、すごい。感動しました。
ちこ:
北極老人にも、〝毎年『ああ、おいしいな』と思うけれど、やはり今年のおせちが一番おいしいな、と毎回感じる〟と言っていただくことがあります。
そう言っていただけると、また来年への期待に応えなければと、良い緊張感が高まります(笑)。

しかし、おせちは年末の短い期間だけ取り繕うように準備しても、けっして良いものはできません。
この一年間、私たちが何と向き合い、何をおこなってきたか、そのすべてが表れるものだと、心から思っています。
これまで、どんな料理を作り、食べて来たのか。去年よりも、どれくらいレベルアップしたのか。その成果が出るときです。
料理だけでなく、日々の神社参拝なども含め、そうした一年間の積み重ねがすべて繋がって、今年の末にお届けするおせちが完成します。
ぜひ、楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。
動画はこちら
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御食事ゆにわの開運おせち

12月30日、31日に販売(秋ごろ予約開始)
●作りたての美味しさを味わっていただけるよう、『御食事ゆにわ』店舗(大阪)でのお渡しとなります。(配送不可)
●ご予約開始はLINEにてご連絡します。