ゆにわマートでは、ご自宅でのコーヒーライフをいっそう楽しんでいただくための、
さまざまなグッズを取りそろえています。
とくに、コーヒーの味わいを決めるたいせつな器具であるコーヒードリッパーは、
現在4種類ご用意しています。
今回は、それぞれの特徴をご紹介しながら、
あなたにぴったりのドリッパーを見つけるための、選び方のポイントをお伝えします。
①初めて買うなら!「有田焼 扇形 ドリッパー101」

こちらは、昔ながらの「台形型」のコーヒードリッパーです。
コーヒー液が、いったんドリッパーの底の方に溜まり、
小さな穴からポタポタと落ちていく仕組みになっています。
そのため、お湯の注ぎ方をそれほど気にしなくても、
味わいが安定しやすく、おいしいコーヒーを淹れることができます。
ハンドドリップが初めての方は、まず、こちらのドリッパーを試してみてはいかがでしょうか。
【POINT】ドリッパーの基本の形「台形型」と「円錐(えんすい)型」
コーヒードリッパーの形は、大きくふたつに分けられます。
ひとつは、今回ご紹介したような「台形型」。
もうひとつは、底の穴が大きく、注いだお湯が中心に集まって下に落ちる「円錐型」です。

▲一般的な円錐型ドリッパーの形
円錐型は、注ぐお湯の量や速さを調整することで、コーヒーの抽出時間をコントロールできます。
つまり、自分好みの味を追求できるのが特徴。
ハンドドリップに慣れてきた方におすすめです。
②1杯分でも淹れやすい!「フラワードリッパーDEEP27」

こちらは「円錐形」のドリッパーのなかでも珍しい、27度という鋭角が特徴のドリッパーです。
細長い形状なので、真ん中一点にお湯を注ぎ続けるだけで、おいしいコーヒーを淹れることができます。
【POINT】円錐形なのに、驚くほど簡単!
このドリッパーは、とくに1杯分だけ淹れるときや、
コーヒー粉がすこし余ったときなどに、たいへんおすすめです。
粉の量が少ないとき、一般的なドリッパーだと、
注いだお湯が粉にいきわたる間もなく、さっと下に落ちてしまいがちです。
そうすると、コーヒーの成分をしっかりと抽出できず、味わいの薄いコーヒーになってしまいます。
ですが、このフラワードリッパーは、口径が小さく細長い形状のため、
コーヒー粉が少なくても、粉の層が深くなるのですね。

その結果、注いだお湯がコーヒー粉にしっかり、じっくりといきわたるため、
美味しいコーヒーを淹れることができるのです。
③ペーパーフィルター不要の「HARIO ドリッパー CFOD-02-B」

ペーパーフィルターを使わない、エコな円錐型ドリッパーです。
側面がメッシュフィルターになっており、直接コーヒー粉を入れて抽出できます。
このドリッパーのいちばんの特徴は、コーヒー液とともに〝コーヒーオイル〟も抽出されること。
コーヒー豆が持つ、それぞれの個性やアロマを、よりダイレクトに楽しむことができます。
【POINT】ペーパーフィルターの「あり」と「なし」の違いは?
ペーパーフィルターで淹れるコーヒーは、すっきりとした味わいが特徴です。
それは、ペーパーフィルターの細かい繊維が、
コーヒーオイル(コーヒーの持つ油分)や雑味をほどよく濾しとってくれるためです。
一方、ペーパーフィルター不要のドリッパーを使うと、
そのコーヒーオイルもいっしょに抽出されます。
コーヒーのアロマや風味を丸ごと味わいたいひとに、ぜひおすすめしたいドリッパーです。
④こだわり派のあなたに!「ネルドリップ GOKU U型 金具付きフィルター」

こちらはドリッパーではありませんが、ぜひご紹介させてください。
「ネルフィルター」は、ドリッパーなしでハンドドリップができる布製のフィルターです。
フランネルという、やわらかい布で作られており、
ハンドル付きの輪っかに装着し、手持ちで淹れることができます。
ネルフィルターは、ペーパーフィルターよりも目が粗いため、
〝コーヒーオイル〟もいっしょに抽出できます。

まったりとしたコクのあるコーヒーがお好きな方に、とくにおすすめです。
【POINT】ネルフィルターとペーパーフィルターの違いは?
ペーパーフィルターをつかうと、紙のにおいがコーヒーに移るのが気になる、という方は、
ネルフィルターを試してみるのもひとつの方法です。
ネルフィルター自体にはにおいがなく、さらに、
コーヒー液のなかの微粒子が、ネルの起毛面にとどまるため、
雑味が抑えられ、舌触りがまろやかなコーヒーに仕上がります。
ネルフィルターは、洗うなどのお手入れが必要ですが、
自分好みの味を追求したい方には、ぜひ挑戦していただきたい抽出方法です。

初めての方も、すでにドリッパーをお持ちの方も、
いろいろな抽出器具に触れて、ご自宅でのコーヒーライフをいっそうお楽しみくださいね。
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