北極老人の教えを、弟子のスタッフたちが実践し、その中で気づいたことをお伝えしています。
今回は、その内容をおすそ分けさせていただきます。

こんにちは! 海沼みつしろです。
今回は、わたしが以前やってしまった失敗を通して得た学びを、お伝えさせていただきます!
この失敗は、仕事や家庭で、ついつい無意識のうちにやってしまっているケースも多いと思うので、ぜひ、反面教師として読んでいただけたら嬉しいです。
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わたしは普段、FXトレードやYouTubeでの発信をしながら、〝ゆにわ〟のセミナーにも登壇させていただいたりと、ありがたいことに忙しくも充実した日々なのですが……。
先日、自分の悪い癖がガッツリと出てしまったことがありました。
それは、何かと言いますと……、志を忘れ、FXトレードの損得・勝ち負けの世界に飲み込まれてしまったことでした。
FXトレードは、瞬間瞬間、値動きが移り変わっていくので、わずかなチャンスをとらえるためにも、値動きをずっと追わなければいけません。
さらにそのとき、「損をしたくない!」「絶対に負けたくない!」という執着し、欲に呑まれた状態で取引をすると大きく負けてしまうので、冷静な視点で市場を眺めることが必要なのです。
しかしある日、値動きが激しく乱高下して、「ここが勝負時だ!」と思ったわたしは、イヤホンをガッツリと耳にはめて、外界の音をすべて遮断し、「誰も話しかけてくるな!」というオーラを身にまとい、パソコンのモニターと、にらめっこ。
わずかでも目を離した隙に、その日の、たった1回のチャンスを逃してしまう……。
そんな緊張感の中で、外界を遮断し、完全に自分の世界に閉じこもってトレードしていました。
そのトレード自体は、無事に終わったのですが、問題は、その後でした。
翌日、〝ゆにわ〟のみんなで食事をしていたのですが、そのとき自分の心が、えらい冷めていることに気がついたのです。
いつもだったら、わたしは積極的に発言して場を盛り上げていくタイプなのに、なぜかそのときは、「まぁ、自分がしゃべんなくてもいいか」「このあとトレードがあるし、あんまり無駄なエネルギーを使いたくないな」と、ハートから熱さが出てこない緊急事態に!
そうやって、なんとなく冷めている自分と、そんな自分を客観的に見て、「あれ、おれって、こんな冷めた人間だったっけ?」「発信の中では、いつも熱さが大事って言ってるのに、その当人が熱くないって、やばくない!?」と、ショックを受けている自分がいて、なんとも複雑な気持ちになったのですが……。
これがまさに、北極老人(以下:先生)がいつもおっしゃっている、志を忘れた状態だったのです。
(後篇に続く・・・)