【北極老人随聞記より】心は、なぜ冷めてしまったのか?(前篇)

ゆにわ塾の中でも、「学べる内容がたくさん」「北極老人を感じられる」とファンが多い、『北極老人随聞記(ずいもんき)』。

北極老人の教えを、弟子のスタッフたちが実践し、その中で気づいたことをお伝えしています。

今回は、その内容をおすそ分けさせていただきます。




執筆者プロフィール:海沼みつしろ投資・金融の専門家。北極老人に直に教わった『本当の投資』を広めることを使命とする。『本当の投資』とは、実践するほどに人生のバランスが整い、磨かれていく生き方のこと。世の中に貢献する「GREAT INVESTOR〜偉大なる投資家〜」を増やす活動を行っている。


こんにちは! 海沼みつしろです。

今回は、わたしが以前やってしまった失敗を通して得た学びを、お伝えさせていただきます! 

この失敗は、仕事や家庭で、ついつい無意識のうちにやってしまっているケースも多いと思うので、ぜひ、反面教師として読んでいただけたら嬉しいです。

 *  *  *

わたしは普段、FXトレードやYouTubeでの発信をしながら、〝ゆにわ〟のセミナーにも登壇させていただいたりと、ありがたいことに忙しくも充実した日々なのですが……。

先日、自分の悪い癖がガッツリと出てしまったことがありました。

それは、何かと言いますと……、志を忘れ、FXトレードの損得・勝ち負けの世界に飲み込まれてしまったことでした。

FXトレードは、瞬間瞬間、値動きが移り変わっていくので、わずかなチャンスをとらえるためにも、値動きをずっと追わなければいけません。

さらにそのとき、「損をしたくない!」「絶対に負けたくない!」という執着し、欲に呑まれた状態で取引をすると大きく負けてしまうので、冷静な視点で市場を眺めることが必要なのです。


しかしある日、値動きが激しく乱高下して、「ここが勝負時だ!」と思ったわたしは、イヤホンをガッツリと耳にはめて、外界の音をすべて遮断し、「誰も話しかけてくるな!」というオーラを身にまとい、パソコンのモニターと、にらめっこ。

わずかでも目を離した隙に、その日の、たった1回のチャンスを逃してしまう……。

そんな緊張感の中で、外界を遮断し、完全に自分の世界に閉じこもってトレードしていました。

そのトレード自体は、無事に終わったのですが、問題は、その後でした。

翌日、〝ゆにわ〟のみんなで食事をしていたのですが、そのとき自分の心が、えらい冷めていることに気がついたのです。

いつもだったら、わたしは積極的に発言して場を盛り上げていくタイプなのに、なぜかそのときは、「まぁ、自分がしゃべんなくてもいいか」「このあとトレードがあるし、あんまり無駄なエネルギーを使いたくないな」と、ハートから熱さが出てこない緊急事態に!


そうやって、なんとなく冷めている自分と、そんな自分を客観的に見て、「あれ、おれって、こんな冷めた人間だったっけ?」「発信の中では、いつも熱さが大事って言ってるのに、その当人が熱くないって、やばくない!?」と、ショックを受けている自分がいて、なんとも複雑な気持ちになったのですが……。

これがまさに、北極老人(以下:先生)がいつもおっしゃっている、志を忘れた状態だったのです。

(後篇に続く・・・)
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