じつは「白山ひめ神社」にお参りするのは、今回で2回目。
そこで、2017年におこなわれた団体参拝の感想を、当時の参加者の「久保ゆきえ」さんにお聞きしました。
下に書き起こしもご用意しておりますので、ぜひご覧ください。
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川嶋: 皆様、こんにちは。「ゆにわチャンネル」です。
今回は、来たる白山への団体参拝セミナーについてお話しします。
ゆにわとしましては、白山へのお参りは今回で2回目となります。
前回は2017年に参拝いたしました。
そこで本日は、前回の参拝にもご参加くださった、久保ゆきえさんにお越しいただきました。どうぞよろしくお願いいたします。
久保: はい、よろしくお願いいたします。
川嶋: 前回の参拝は覚えていらっしゃいますか?
久保: はい、覚えています。
参拝のきっかけ
川嶋: そもそも、なぜ団体参拝に行こうと思われたのですか?
久保: 2017年の4月から、茶人・古閑みのりさんの「悟りのお茶」講座が始まったのがきっかけです。
ゆにわのセミナーに参加したのは、それが初めてでした。
当時は古閑さんの他にも、羽賀ヒカルさんの講座や、ちこさんのお料理講座など、いろんな講座があったんですよね。
そして、それらの講座を受けた人たちが全員で白山に参拝するという企画で、すごく盛り上がりました。
川嶋: そうですね。あのときは、様々なチームが一つに集結するような感覚でした。
神社参拝の心がまえ
川嶋:古閑さんが「悟りのお茶」講座でいつも言ってますが、神社へ行く時だけ神様にお願いするというのは違うんですね。
むしろ、日常生活で自分中心ではなく、しっかりと信仰心を立てて日々を生きる。
そうした日々の積み重ねがあるからこそ、いい神社参拝ができるのだと。
皆でそのような気持ちを団体で持ち合ったとき、すさまじいエネルギーとなり、参加者それぞれの人生だけでなく、時代を動かすほどの大きなご神徳を授かることができるんですね。
久保:言ってみれば、参拝の準備は、行くと決めたその時から始まっているのですね。
川嶋:その前提でお参りするような参拝の仕方は、当時がはじめてじゃないですか? どうでしたでしょうか?
参拝に向けてどんな準備をしていたか
久保:古閑さんは、講座を受けているわたしたちの面倒を見てくださって、ときには「その姿勢は違いますよ」と厳しく叱ってくださることもありましたし、「白山の神様にどんな手土産を持っていくの?(=どんな生き様を見せるの?)」ということも教えてくださいました。
そのおかげで、「はい!」と背筋が伸びる思いがしましたが、同時に大変ありがたいと感じました。
白山への思いを馳せ、心を込めて準備をしたことを覚えています。
川嶋: そのときの準備というのは、お祈りしたり、心身を清めるような浄化をしたりといったことでしょうか?
久保: そうですね。お茶の講座でしたので、毎朝、必ず15分ほど時間を取ってお茶を淹れていました。
何も考えずに風や香りを感じたり、湯気を見つめたり、味わったりと、考えるというよりも、ただ感じられるように努めていました。
古閑さんがいうのが、「自分が立てる音に気をつけなさい」ということですね。
川嶋: 無意識に行動していると、物がガチャンとぶつかったり、ドアをバタンと閉めてしまったりしますもんね。
久保:そうならないように、音を意識して過ごしました。
白山との出会い
久保: じつは、白山についてはまったく知らなかったんです。
わたしは九州の熊本に住んでいましたので、行く機会もありませんでしたし、地理の授業でも習ったことがありませんでした。
なので、どうやって行くのか、どのくらいの距離なのかなども、調べてもあまり出てきませんでした。
川嶋: そうなんです。
白山は、ぼくらが北極老人から伺ってきた話では、伊勢や出雲という、いわば日本の二大巨頭とも言えるメジャーな神社と並び立つ、もしくはそれ以上に重要な意味を持つ場所だと教わっていたんですよ。
なので、白山に参拝するというのは、やはりそれだけの気持ちを持って準備しなければならないと思っていたんですけど、確かに、白山の歴史を調べてもあまり出てきませんし、なぜその神様が重要なのかということも言われてないんですよね。
おそらく、あの時が、北極老人の口から語られたことが、セミナーで初めて公開されたタイミングだったのではないでしょうか。
参拝で感じたこと
川嶋: 実際に参拝してみて、どんなことを感じましたか?
久保: まず、行く前に、ちこさんの『開運ごはん』を読みました。

たしか菊理姫(くくりひめ)の「重陽(ちょうよう)の節句」のところに、菊を浮かべたお酒をいただくという記述が出てくるんです。
それに菊理姫への思いを馳せながら読んだのを覚えています。
あの本は当時、写真もとてもきれいで好きだったので、「ここに書いてあるのだから、きっと良い場所に違いない」と、あまり深く考えずに「良さそう」という気持ちがありました。
当日は、じつはセミナーにはほとんど間に合っていませんでした。
川嶋:そうなんですか? 仕事の都合で?
久保:そうそう。熊本で仕事をしていて、セミナーの最後の最後に、やっと到着したんです。
皆さんが熱心にされている中、「今来ました」という感じで参加し、周りの方々の真剣な様子や熱気に圧倒されました。
団体参拝がどのようなものかも分からずに、とりあえずその中に入っていったという感じでした。
翌朝の参拝では、静かながらも、ただ優しいだけではない、どこか厳しい空気を感じました。
柔らかさの中に、すっと背筋が伸びるような感覚がありました。
まさに「白山」という、白い山のイメージです。
霧に包まれているような、清らかな空気でした。
川嶋: 「白山」と書きますが、本当にその真っ白な思いに立ち戻るというか、日常のざわついた気持ちや迷いのようなものを持ってそこに行くと、それがすっきりと見えてくるような場所ですよね。
久保:良い意味で少し怖いような、そんな感覚でした。
白山の香水
久保: あと、すごく印象に残っているのが、神社のコロンです。
当時はまだ、今とは違う手作りのような容器に入っていて、北極老人が書かれた「白山」という文字がラベルに貼られていました。
香りもどこか女性的で、柔らかい感じでしたね。
ゆにわの香水で初めて嗅いだのがそれだったので、まだ家に空のボトルを大事に持っています。
香りでその時のことを思い出すし、なんか今でもあの参拝続いているような気がするというか…
結論が出ているわけではないのですが、ずっと見守っていただいているという安心感があります。
川嶋: なるほど、それはすごく大事なことですね。
北極老人もおっしゃるように、参拝はある意味スタートです。
参拝してから日常に戻った時に起こる様々な出来事は、すべてお参りした後に起こってくる、神様からの様々な証やメッセージだと捉えることができます。
ですから、参拝が持つ意味というのは、大体お参りが終わった後にようやく言語化されてくることが多いのです。
白山が司る「天命」
川嶋: しかし、白山の場合はより一層、天命を司るというだけあって、天命が何かというのは、人生の中で問い続けるべきものです。
久保:「これだ」と決まるものでも、分かったというものでもありませんよね。
川嶋:最終的に、自分の人生を終える時にようやく答えが出るというくらいの、長いスパンで見守ってくださるのが白山の神様です。
そういう意味では、いま話してくださったように、ずっと見守ってもらっているというのは、確かにその通りなのでしょうね。
久保: はい、ずっと見守ってもらっていますし、団体で行ったという体感があるのも大きいです。
一人で行ったわけではないので、そこでご縁が繋がり、今でも一緒に働いている方もいます。
本当に、一緒に行ったご縁がまた繋がっているのですね。
そして、その時の景色や匂い、空気などが、やはり実際に参拝に行くことでより強く心に残ります。
特に熊本から白山まで行ったので、大変でしたけれど、大変な分だけ強く体に染み付いている気がします。
川嶋: そうでしょうね。ある意味、そこに行くこと自体が準備ですからね。
久保: 帰るのも大変だったんですけど(笑)
川嶋:それでも仕事の合間を縫って、なんとか行こうとされたのですよね。
そういった、少し無理をしてでも予定を空けて行こうとされる方の方が、人生が変わる方が多いように感じます。
余裕があるから、金銭的にも余裕があるから、暇だから行こうかな、といった感覚では、そこまで味わえないと思います。
やはりそれだけの熱量を持ってお参りし、かつゆにわの参拝にはそのような方が多いですから、その熱が集まった時に、本当に神様に届くような団体参拝になるのではないでしょうか。
現在、参拝に来ようか少し考えていらっしゃる方も、そこで繋がるご縁は非常に価値のあるものです。
それも含めて、全く予想だにしなかった新しい運命に運ばれる神社だと思います。
久保: そうですね。自分のちっぽけな脳みそでは計り知れない未来が待っていると思いますから、行けるのであれば、たとえ日程が厳しくても、無理をしてでも行った方が良いと思います。
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今回のインタビューでも触れられた白山団体参拝セミナーは、6月14日・15日、そして6月22日に開催を予定しています。
なぜいまの時代に白山なのか、その意味や意義についても、以下にリンクを掲載しておりますので、ぜひご覧いただければと思います。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
