一粒に心を込めるー「寿」の丁寧な梅仕事

こんにちは! 梅部スタッフのせいらです。



寿(ことぶき)の社長、〝あんちゃん〟こと東(あずま)ととも
に、日々梅干し作りに励んでおります。



「梅干し」は、日本で昔から作られてきた〝パワーフード〟です。
梅干しを入れて握ったおむすび一つあれば、
飛脚(ひきゃく)は一日中、山を駆け巡ることができた、と言われるほどなんですよ。


ゆにわで〝梅〟といえば、
『寿(ことぶき)の梅干し』。

ゆにわでは、2018年から『寿の梅干し』作りが始まっています。

わたしたちが目指しているのは、日本一の最高の梅干しを作ること。
食べた人全員が心から喜び、感動するような一粒を届けたいのです。

そのような想いを胸に、日々、梅干し作りに励んでいます。


▲漬け上がった梅干しが重なり合わないよう、
一つひとつ手で触って、梅干しの状態を確認しています


じつはわたしは元々、和歌山県の梅会社で
5年間、梅の製造に携(たずさ)わっていました。

世間で流通している梅干しが一体どう作られているのか、
その〝裏側〟をたくさん見てきたのです。

一般的な梅会社では、仕入れた梅干しは機械で洗浄され、
その大半が「調味液(ちょうみえき)」に漬け込まれます。

はちみつ、赤しそ、かつお、出汁(だし)…などですね。
さらには、砂糖や化学調味料を使って〝味付け〟をおこないます。

しかし、〝ゆにわ〟の『寿』は違います。
〝梅本来の味〟を最大限に引き出す製法を採用しています。

化学調味料は一切使いません。

梅干しが本来持っている酸味、塩味、甘味…。
これらの味を最大限に引き出せるよう、さまざまな工夫をこらしています。

そして、一粒一粒、丁寧に作り上げていくのです。



さらに『寿の梅干し』は、以前わたしが作っていた梅干しとは
〝根本的な部分〟が違います。
いったい、何が違うのでしょうか…?

それは、〝梅干しとの向き合い方〟です。

『寿の梅干し』作りでいちばん大切にしているのは、
梅干しを〝みる〟ということ。

みて、触って、感じて…。
まるで梅干しと対話するように、
一粒一粒に〝気(エネルギー)〟をこめていきます。



漬けあがったばかりの梅干しは、とてもデリケート。
雑に触ってしまうと、すぐに皮が破けてしまいます。
だから、梅干し一粒一粒をていねいに扱います。

目でみて、手で触って。
梅の状態を〝感じながら〟お客様のもとへお届けしているのです。





最初は、途方もないことのようにも感じました。
〝効率の良さ〟とは、真逆の発想ですからね。

ですが、やっぱりやるのとやらないのとでは、全然違う。

こうして作られた、ゆにわの梅干し『寿』は、
梅に「何か」を付け足す梅干しではありません。

梅と真剣に向き合い、その声を聞きます。
そうすることで、梅がもともと持っている〝魅力〟を引き出しているのです。

これが、〝ゆにわ〟の『寿の梅干し』の作り方です。

梅干しが嫌いな方から、
「『寿』の梅干しだけは食べることができました!」というお声を
いただくことがよくあります。

それは、梅干し自体が元気になり、輝いているからだと思っています。
だからこそ、わたしたち作り手も祈りを込めて作っています。

食べてくださった方が輝くように。
元気になっていただけるように。
そして、心が明るく、温かく、軽くなっていくように、と。

一粒一粒に愛と光が込められた、日本一、いや世界一の梅干しです。

ぜひ、一度ご賞味ください。


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