先日、「御食事ゆにわ」の4月ディナーをいただいてきました。
今月のテーマは「跳(ちょう)」。
その名の通り、心が弾むような驚きが連続のコースでした。
「ここでこれが出てくるんだ!」
「この組み合わせ、美味しい!」
と、ワクワクしながらいただきましたので、その魅力をご紹介しますね。
<お品書き>

牛のコンソメスープ(スープ)

まずはこちらから。旨みがぎゅっと詰まっているのに、後味はとても優しいんです。牛の良い香りがたまりません。
ブルスケッタ(アミューズ)

米粉のパンに、甘い「狼桃(おおかみもも)トマト」とクリーミーな「ブッラータ」。この組み合わせが絶妙で、あっという間にいただいてしまいました。
おかわりがほしい!とうなる美味しさです。
蕎麦粉のガレット(前菜)

前菜にガレットとは、嬉しい驚きでした。海鮮や山菜、チーズを香ばしい蕎麦粉の生地で巻いて食べるスタイルがおもしろく、味も格別。
見た目も華やかで春を感じます。
かき揚げそば(揚物)

サクサクの桜海老のかき揚げと十割そば、これは嬉しい組み合わせ。
上品なお出汁も美味しくて、あっという間に食べちゃいました。
御節と炭火焼き餅

定番となりつつある御節も、毎回少しずつ内容が異なり、楽しみの一つです。
今回は、黒豆、龍皮巻(求肥で餡を巻いたもの)、紅白なます、昆布巻き。
どれも丁寧な仕事が感じられ、心がほっと落ち着きます。
そして、この日は炭火で焼かれた、つきたてのお餅が!
香ばしい醤油麹が塗られ、熱々を頬張ると、たまらない美味しさでした。
よもぎの胡麻豆腐(椀物)

印象深い一皿です。
ふたを開けると、よもぎを練り込んだ胡麻豆腐の見た目が
とても美しく、人生ではじめて食べました。
よもぎと胡麻の風味がこんなに合うなんて!感動!
素揚げしたよもぎは、パリパリと香ばしく、美味しかったです。
貝と筍のパスタ

貝の旨みがたっぷり凝縮されたソースがたまりません。
アカ貝、ミル貝、ニシ貝、蛤と、香ばしく焼かれた筍が入っていて、春らしい味わい。
いのちのおむすび

ふんわりと優しく、食べると心がホッとするようなおむすび。
お客様一人ひとりのために心を込めてむすんでくださる、特別な一品です。
ホワイトアスパラの蒸し物(蒸物)

ホワイトアスパラに、卵と牛乳のソース。これもまた、予想外の組み合わせでした。
甘くて瑞々しいホワイトアスパラに、ふんわりと優しい卵のソースがよく合います。
仕上げにかけられたレモン果汁が、全体を爽やかに引き締め、卵とレモンの組み合わせがこんなにも軽やかで美味しいものかと、新しい発見がありました。
お造り

コースも終盤に差し掛かったところで、お造りの登場です。
真鯛(まだい)と雲丹(うに)。
このタイミングでいただくお刺身は、口の中をさっぱりとさせてくれ、メインへの期待感を高めてくれます。
鯛は程よい弾力と上品な甘みがあり、お塩でいただくとその旨味が引き立ちます。
雲丹はとろけるように甘く、濃厚な味わがお醤油とよく合いました。
希少な無添加の天然うにだそうで、後味が違うのがわかりました。
お食事&メイン

なんと、綾部のお米を土鍋で炊いたご飯!
お供には鰻(うなぎ)が登場!これは嬉しいサプライズ。
メインの焼きしゃぶは、お肉がとろけるように柔らかく、炭火の香りが食欲をそそります。
まずはお肉だけで味わって、次にポン酢でさっぱりいただくのがおすすめです。
デザート

デザートも驚きがありました。
黒豆ときな粉の「すはまだんご」は、優しい甘さでどこか懐かしい美味しさ。
食感の「いちごレアチーズケーキ」は、もはや新感覚のスイーツ。
サクサクのクランブルとの相性も抜群でした。

ふわふわ心満たされるディナーでした
牛から始まり牛で終わる、最初から最後まで驚きと美味しさが詰まったコース。
一皿一皿に心が躍り、本当に楽しくて美味しい、幸せな時間を過ごすことができました。
春の味覚を楽しみたい方、美味しい驚きに出会いたい方におすすめです。
気になる方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
※『御食事ゆにわ』は、その時期に採れた新鮮な食材を使っておりますので、メニューが変わることもあります。ですが、どの料理も格別ですので、きっとご満足いただけます!!
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御食事ゆにわ

大阪府枚方市楠葉美咲3丁目12-6[MAP]
LUNCH 12:00-15:00(13:30 L.O)
DINNER 18:00-21:00
定休日:水・木
ご予約はこちらから>>
または
お電話 072-864-5419
受付:9時~12時/15時~19時(木曜休)