日本の伝統的な履物「足袋(たび)」には、現代医学でも注目される驚くべき健康効果があります。
『ポラリス診療所』の亀井順子院長に、足袋が足腰の健康を守るメカニズムと正しい履き方について教えていただきました。
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●インタビュワーは・・
ポラリス診療所 新谷

●話を聞いたのは・・
ポラリス診療所 院長亀井順子

医学部受験の勉強をしていたときに北極老人に出会い、師事。医学部卒業後は、内科勤務医として働きながら、西洋医学をはじめ、東洋医学、アーユルヴェーダ、ホメオパシーなどの様々な代替医療を研究し、現在のポラリス診療所に結集させた。
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新谷:足のケアって、なんで大事なんですか?
亀井:歩いたり運動したりするときに、足の裏にくる衝撃は、足首→膝→股関節→腰→肩→首と上がっていくの。
だから、足裏や足首が硬いと、ダメージを分散できずに、膝や腰、肩などが痛む原因になることが多いんだよ。

新谷:なるほど。足にかかる衝撃を分散すれば、全身の痛みが和らぐかもしれないってことですね。
亀井:そういうこと。オススメは足湯だね。
やり方はこんな感じ。

もう一つは足袋を履くことかな。
選ぶときは、こはぜ(留め具)があるものにしてね。

新谷:なんでですか??
こはぜがない方が、履くのが簡単なのに?
亀井: 足袋を履くと足の甲がしっかり保てて、こはぜを止めることで、アキレス腱を固定できるから良いんだよね。
足にある28個の骨が役割を果たせるようになって、負担のない動きができるんだよ。
特に足の甲が保たれると左右のバランスも保たれる。
すると、足が疲れにくくなるし、膝や腰にもダメージがいきにくくなる。
足袋を履いて立つだけでも、 左右のバランスが取れて重心が正しい位置に変わって、血流が良くなるよ。
あとは履くときは、アキレス腱が締まりすぎないように、足袋を履くときは、指が一本入るように、こはぜは外して使ってね。
どれくらい外したらいいかは、左右で違うこともあるから、自分で履いて試してみてね。
もし、わからなかったら、ポラリス診療所に来てもらったらお伝えするよ。
新谷:亀ちゃん、ありがとう!
足を整えることで、身体全体も整いますので、みなさんもぜひ試してみてくださいね。
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ポラリス診療所
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