そんな魔法のような体験をもたらすのが、「神社香水」です。
でも、一般的な香水とは、一体なにが違うのか・・?
今回は、そんな疑問にお答えすべく、「神社香水」のヒミツに迫ります。
- 「一般的な香水」と「神社香水」の違い
- 香りで家の〝感情〟を癒す
- 究極のおうち神社化とは
この記事を読めば、あなたもきっと「神社香水」の魅力に引き込まれるはず。
さあ、みんなで一緒に、Let's おうち神社化!
調香師の山田夕夏です。

皆さんは「香り」と聞いて、何を思い浮かべますか?
お気に入りの香水、淹れたてのコーヒー、雨上がりの草木の匂い…。
香りは、わたしたちの記憶や感情と深く結びつき、瞬時にして過去の情景を呼び起こしたり、心を落ち着かせたり、高揚させたりする力を持っています。
わたし自身、香りの世界に魅せられ、長年、香りと向き合ってきました。
そして、その中で確信したことがあります。
それは、香りは単なる嗜好品ではなく、わたしたちの心と体、そして魂に働きかけ、人生を豊かにする「魔法」のような存在だということです。
なぜ「神社香水」なのか?:天然の「生きた香り」がもたらす変容
「おうち神社化計画」では、「神社香水」という特別な香りを提案しています。
この香水は、一般的な香水とは一線を画す、いくつかの特徴を持っています。
最大の特徴は、天然の植物由来の精油を100%使用していることです。

多くの市販の香水は、化学的に合成された香料を主成分としています。
もちろん、化学香料が悪いわけではありません。安定した品質で大量生産が可能であり、現代社会において欠かせない存在です。
しかし、わたしは、あえて天然の植物にこだわります。
なぜなら、植物は「生きている」からです。
化学香料は、いわば「静止画」です。
常に一定の香りを放ち、変化することはありません。
一方、天然の精油は「動画」。
刻一刻と変化し、その時々の環境や、身につける人の状態によって、香りを変容させます。
地球の自転や季節の移ろい、そしてわたしたち自身の体の変化と同じように、常に流動的で、生きています。
この「生きた香り」こそが、神社香水の真髄です。
天然精油には、数万種類もの芳香成分が含まれており、それらが複雑に絡み合い、わたしたちの心身に働きかけます。
例えば、シャネルのNo.5は、誰がつけてもNo.5の香りです。
しかし、神社香水は、つける人、つける場所、その時の感情によって、香りが変化します。まるで、その人だけの物語を紡ぎ出すかのように…。
香りの概念を変える:本来の自分を目覚めさせる「呼び水」
わたしたちが目指すのは、単に「良い香り」を提供することではありません。
もちろん、心地よい香りは大切ですが、それ以上に、香りを「その人本来の魅力を引き出すツール」として捉えています。
香りは、潜在意識に働きかけ、記憶や感情を呼び覚ます力を持っています。
神社香水は、その力を最大限に活用し、その人が持つ才能や魅力、そして可能性を引き出す「呼び水」となるように、特別に調合されています。
ですから、極端な話、香りがしなくても良いのです。
大切なのは、その香りを纏うことで、その人自身が、そしてその人を取り巻く空間が、どのように変化するか、ということです。

神社との架け橋:祈りとイメージが生み出す、時空を超えた繋がり
神社香水は、それぞれの神社の土地、空気、歴史、そして神様との繋がりを大切にしています。
調香する際には、まず、その神社の情報を徹底的に調べます。
参道から本殿までの道のり、手水の作法、周囲の風景、石や木々…。
インターネットで画像や情報を集めるだけでなく、実際に現地に足を運び、五感でその場の空気を感じ取ることもあります。
そして、調香の際には、参拝した時の感覚を思い出し、その神社と香水が、時空を超えた架け橋となるように、祈りを込めます。
まるで、植物の精霊たちが、「そうだった、そうだった!」と共鳴し、目に見えないエネルギーが動き出すような、そんなイメージです。
もちろん、これはあくまでイメージです。精霊の声が聞こえるわけではありません(笑)。
しかし、この「祈り」と「イメージ」こそが、神社香水に特別な力を与えていると信じています。
「おうち神社化計画」の書籍でも触れられていますが、家には「感情」があります。
神社香水は、その家の感情を癒し、元気づける力を持っています。
セミナーなどで使用すると、空間の波動が明らかに変わるのを、わたし自身も何度も体験しています。
それは、植物が持つ、誰かを傷つけることなく、自然の恵みだけで生きていく、その気高いエネルギーによるものなのでしょう。
わたしたちは、その力を借りて、空間を、そして人々の心を、癒し、活性化させているのです。
香りで「見えないもの」を感じる練習
香りは、目に見えない世界への扉を開く鍵です。
現代社会は、目に見えるもの、物質的なものに価値を置きがちですが、本当に大切なものは、目に見えないところにあります。
心、感情、そして「気」…。
「気」は、わたしたちの生命エネルギーであり、様々なものから影響を受けます。
景気、病気、そして感情…。
全て「気」から作られると言っても過言ではありません。
香りは、その「気」を整え、高める力を持っています。
特に、天然の植物から抽出された精油は、その力が強いとされています。
「おうち神社化計画」では、空間を浄化し、良い「気」を呼び込むために、神社香水を使うことをお勧めしています。
玄関、リビング、寝室、車の中…。様々な場所で、香りの力を活用することができます。

わたし自身、お風呂に入る時にも、神社香水を使っています。
洗面器にお湯を張り、香水を数滴たらし、全身に浴びるのです。
そうすることで、肉体だけでなく、エーテル体、アストラル体といった、目に見えない「気」のボディまで浄化されるような感覚があります。
また、浴室の鏡を掃除する際にも、最後に香水を吹きかけます。
そうすると、鏡が綺麗になるだけでなく、空間全体が清々しい香りに包まれ、心が洗われるような気がします。
鏡は、自分の姿を映し出す、特別な存在です。
しかし、わたしたちは、鏡を通してしか、自分の顔を見ることができません。
香りは、その鏡に映る「我」を浄化し、本来の自分自身と向き合うことを助けてくれるのかもしれません。
香りとともに、豊かな人生を
香りは、わたしたちの生活を豊かに彩り、心と体を癒し、魂の成長を促してくれる、素晴らしいツールです。
ぜひ、皆さんも、自分に合った香りを見つけ、日々の生活に取り入れてみてください。
香りは、時空を超える魔法。その力を借りて、わたしたち自身の人生を、より豊かで、輝かしいものにしていきましょう。
この記事でお伝えしている、書籍『神様、大集合!おうち神社化計画』は、ゆにわマートにてご購入いただけます。
